履正社・清水完投で自信、3時半起床し朝風呂で気合

8月13日(火)20時48分 日刊スポーツ

ドラフトファイル:清水大成

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<全国高校野球選手権:履正社7−3津田学園>◇13日◇2回戦

履正社の最速145キロエース左腕、清水大成投手(3年)が二刀流の活躍で3年ぶり3回戦進出を導いた。
投げては9安打されながらも要所を締め、143球で3失点完投。打っては2回に先制の決勝打。「いい投手で簡単に点を取れない。粘り強く投げることを意識しました」。投打の奮闘でプロ注目の前擁する津田学園を撃破した。
最後の打者はこの日最速の141キロを投げ込み、9個目の三振(見逃し)で締めた。「完投は自信になります」と声を弾ませた。午前8時の開始を逆算し、3時半に起床。朝風呂で気合を入れ直した。試合開始直前に先発を伝えられたが「準備していたので、驚きはなかった」と燃えていた。
6回途中5失点で降板した初戦の霞ケ浦(茨城)戦は「高校3年間で一番悪かった」という。「投げ急いで抜け球が多く、軸足に体重を乗せて投げるようにした」とフォームとテンポを修正。それでもこの日も「50、60点」と本調子ではなかったが、岡田龍生監督(58)は完投を指令。「今日は最後まで行かしたれと。勉強させようと。指導者が満足したら彼の成長が止まる。もうちょっと上、もうちょっと上と求めていきたい。上を目指すなら」。信頼の親心に結果で応えた。
打っては2回2死一、二塁から、左前に先制打を放ってガッツポーズ。リズム良く3人で斬った直後の3回は、打者一巡で5得点の猛攻を呼び込み、前から3回で6失点を奪ってKOした。12安打7得点で快勝し、3回戦は高岡商(富山)と対戦する。「次もテンポよく投げたい」。昨夏の大阪桐蔭に負けじと、大阪勢連覇へ進撃する。【菊川光一】
◆清水大成(しみず・たいせい)2001年(平13)6月5日生まれ、兵庫県丹波市出身。東小1年から東レッドソックスで野球を始め、氷上中ではヤングベースボール・ネットワーク(ヤングリーグ)に所属。履正社では1年夏からベンチ入り。昨秋から背番号1。好きな選手はヤクルト寺島。176センチ、76キロ。左投げ左打ち。

日刊スポーツ

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