星稜・林監督3投手継投、負の記憶断ち切った親心

8月13日(火)21時47分 日刊スポーツ

星稜対立命館宇治 6回途中から3番手で登板し、力投する星稜・奥川(撮影・清水貴仁)

写真を拡大


<全国高校野球選手権:星稜6−3立命館宇治>◇13日◇2回戦

星稜(石川)・林和成監督(44)が親心を見せた。
絶対的エース奥川恭伸投手(3年)を6回のピンチから投入。7回、8回と抑え、最後まで投げきるかと思われた。だが、3点差の9回のマウンドに上がったのは左腕・寺沢孝多(3年)だった。
「これから日程が詰まって(1人では)難しくなる。4人が投げたのはプラス」。ほかの3投手を1度はマウンドに上げておきたかったのが理由の1つだが、もう1つある。「去年、この継投で2回戦に悔しい思いをした。去年できなかったことができました」
昨夏の2回戦の済美(愛媛)戦。奥川が先発したが6−1の4回に足がつり、5回からは継投に。4投手をはさんで9回から登板したのが2年生だった寺沢。期待に応える好投で、無失点のまま迎えた13回。タイブレークで悲劇の逆転サヨナラ満塁弾を浴びた。
寺沢は今春のセンバツは出番なく、それ以来の甲子園登板。寺沢はきっちりと無失点で最後を締めた。負の記憶も断ち切った星稜。奥川が「みんなで力を合わせてつかみとった勝利」と言うように、大きな意味を持つ1勝だった。

日刊スポーツ

「星稜」をもっと詳しく

「星稜」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ