済美・山口直 エースの意地…魂の184球 11失点も「絶対に負けたくないと」

8月13日(月)7時8分 スポーツニッポン

<済美・星稜>13回完投した済美・山口直(撮影・田中 健作)

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 ◇第100回全国高校野球選手権記念大会第8日・2回戦 済美13—11星稜(2018年8月12日 甲子園)

 どんなに打たれても、最後までマウンドを守り続けた。済美(愛媛)のエース山口直は延長13回を投げ、達した球数は184球。6投手による継投だった星稜とは対照的だ。15安打を浴び、11失点を喫した右腕は最大6点差を逆転した打線に感謝した。

 「仲間が逆転してくれたので、絶対に負けたくないと思った」

 立ち上がりは制球が定まらず、初回に一挙5点を先制された。それでも踏ん張り、8回の一時逆転につなげた。その8回には打席で右膝付近に押し出し死球を受け、痛みもあった。それでも「マウンドは譲れない」と闘争心をかき立て、直球の威力も最後まで落ちなかった。延長12回には143キロを計測した。

 6月には1日200球の投げ込み期間を設け、鍛錬を積んできた。2試合連続完投で計22回、293球。愛媛大会初戦から含めると、7試合連続完投だ。OBの兄・和哉さんも同じ投手で安楽(現楽天)の控えながら13年センバツで準優勝した。鉄腕ぶりを見せる弟は「次も一人で投げ抜く」と意気込んだ。

スポーツニッポン

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