「国際左利きの日」に世界ランク１位のネリー・コルダが左打ちを披露！　完璧なスイングにファンの心が打ち砕かれた!?

「全英女子」での活躍に期待が集まるネリー・コルダ（撮影：佐々木啓）

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米国のゴルフ用品メーカーであるテーラーメイドゴルフが公式インスタグラムを更新。ロレックス・ランキングの1位をひた走るネリー・コルダ（米国）が左打ちで完璧なティショットを放つ動画を公開した。

コルダは大きなバックスイングから、正確なインパクト、そして美しく振り抜いたフォロースルーと流れるようなスイングを披露。ボールが綺麗な放物線を描くと、コルダ自身もちょっと嬉しそうに笑顔を浮かべていた。
 
この完璧なショットは、右利きのコルダが放った左打ちだった。投稿でも「いいえ、この動画は編集も反転もしていません。ネリー・コルダの左打ちは本物です」と強調。続けて「国際左利きの日、おめでとうございます！」と書き添えていた。
 
8月13日は「国際左利きの日」に制定されている。これは1992年にイギリスにある「Left-Handers Club」が、左利きの人でもすべての道具が安全に使えるよう、様々なメーカーに呼び掛けていくことを提唱した記念日だ。
 
コルダの美しい左打ちスイングを見たファンからは、「信じられない！」「彼女の左打ちは、右利きの私が打つ右打ちよりも素晴らしいね」「左打ちでも、私に20打くらいの差をつけて勝ちそうだ」「私は左利きだけど、このスイングを見てゴルフをやめたくなっちゃったよ」など、大きな反響を呼んでいた。
 
コルダは2017年から米国女子ツアーに参戦し、シード権を獲得。18年には初優勝を飾り、姉・ジェシカと共に史上3組目の姉妹優勝も達成。21年には「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」でメジャー大会を初制覇。世界ランク1位となり、東京五輪でも金メダルに輝いた。
 
今季は1月に開催された「LPGAドライブオン選手権」から、参戦した5試合連続で優勝を飾るなど絶好調でスタート。しかし連覇が期待されたパリ五輪では22位タイに留まった。次戦はゴルフの殿堂と呼ばれるセント・アンドリュース オールドコースで開催される「AIG女子オープン」に参戦予定。今季前半に見せた絶好調ぶりをメジャー大会で発揮してくれることを、多くのファンが期待している。