BMW、「M3」と「M4」のカーボンファイバー製ドライブシャフトを間もなく廃止

8月14日(月)5時0分 日本版Autoblog


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現行型BMW「M3」と「M4」で最も特別な特徴の1つにカーボンファイバー製のドライブシャフトがある。しかし、悲しいことにこれら2つのパフォーマンスカーは、将来もう少し平凡な物になるだろう。BMWがドライブシャフトをスチール製に変更すると発表したからだ。その理由は排ガス規制に対応するためだという。

BMWは厳しさを増す排ガス規制に従うため、将来のどこかの時点でエキゾースト・システムに排気微粒子除去装置を追加することになる。カーボンファイバー製ドライブシャフトは直径が大きいので、床下で余計にスペースを取る。「BMW Mが開発したハイパフォーマンスな」スチール製ドライブシャフトを代わりに使えば、カーボンファイバー製より細いので十分なスペースを確保できるのだ。

BMWが言うには、新たなドライブシャフトを採用しても「最高のパフォーマンスとハンドリングの質」が変わることはないそうだが、感覚の鋭いドライバーなら、わずかな違いに気づくかもしれない。スチール製になることで車両の総重量が僅かながら増えるだけでなく、エンジンが動かす物の重量が増える。つまり、エンジンの回転が僅かに鈍ることを意味する。もちろんBMWは、より軽量なフライホイールやハーフシャフトを用いるなど、他の部分で重量を削ってこの難点を補うこともできるはずだ。

いずれにせよ、この変更は今年11月に製造されるM3とM4から適応されるというので、それ以前に製造されたモデルよりも特別感が薄れることになりそうだ。

BMWによると、「生産関連上の理由により、この事前対策(つまり、将来の排ガス装置に対応する新しいドライブシャフトの採用)は、広く一般的に実施する必要がある」という。要するに欧州仕様だけでなく各地域向けのM3とM4に幅広く実施されることになるようだ。どうしてもカーボンファイバー製ドライブシャフトを装備したMモデルが欲しいなら、今のうちに手に入れておこう。

By JOEL STOCKSDALE

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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