小林可夢偉 米NASCARカップデビュー戦はほろ苦33位 2度追突される憂き目に

2023年8月14日(月)14時30分 ココカラネクスト

小林可夢偉は2度の追突を受けた影響もあり、33位に追わった(トヨタ自動車提供)

 元F1ドライバーでトヨタの世界耐久選手権チームの代表を務める小林可夢偉が8月13日、米NASCARデビューを果たした。米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウェイ(IMS)のロードコースで開催されたNASCARカップ第24戦「ベライゾン200・アット・ザ・ブリックヤード」に23XIレーシング(トヨタ・カムリ)から出場。トップから2周遅れの33位でチェッカーを受けた。

【画像】小林可夢偉が駆るトヨタ・セリカ

 決勝では28番グリッドからスタートし、1周目に1台を追い抜いたが、2周目に他車に追突されてハーフスピンを喫し、37番手まで順位を落としてしまう。その後は粘り強く走り抜いてトップ集団のピットストップの間に8番手に浮上したこともあったが、総じて後方での争いとなり、終盤には再び他車に追突されて後退した。

 NASCARの最高峰カテゴリーの公式戦に出場した日本人は福山英朗以来、2人目。決勝前には「レースも簡単ではないと思いますが、自分の経験、力を出し切っていいレースにしたいなと思います」と話していた。

 今回は元F1王者で今季シリーズ3戦目のジェンソン・バトン(英国)や2008年の仏ルマン24時間ウイナーのマイク・ロッケンフェラー(ドイツ)も参戦。国内外で注目が集まっていた。

 IMSは米インディカーシリーズのインディ500の会場として知られ、かつてはロードコースを使ってF1アメリカGPも開催された。

 可夢偉は2012年のF1日本GPで3位表彰台を獲得。21年にルマン総合優勝を果たした。米国では19、20年とデイトナ24時間レースにキャデラックで参戦し、連覇も飾っている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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