CL準々決勝、バルセロナ対バイエルンについて知っておきたい7つのこと

8月14日(金)19時20分 サッカーキング

CL準々決勝でバルセロナとバイエルンが対戦する [写真]=Getty Images

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 14日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)では、準々決勝屈指のビッグマッチが開催される。バルセロナとバイエルン、互いに5度の欧州制覇を誇る名門クラブが激突するのだ。7日に行われたラウンド16セカンドレグでは、バルセロナがナポリを3−1、バイエルンがチェルシーを4−1で下し、ベスト8進出を決めた。

『エシュタディウ・ド・スポルト・リジュボア・エ・ベンフィカ』での一発勝負を制するのは、果たしてどちらのチームか。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』やスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』の情報をもとに、知っておきたい7つの情報を紹介する。

1. 事実上の優勝決定戦!?
 CLの準々決勝を戦うのは、両チーム共に今回で18回目。これは大会記録になる。CLでの直接対決は9回目。過去8試合の成績はバルセロナの2勝、バイエルンの5勝、そしてドローゲームが1つと、バイエルンが大きく勝ち越している。決勝トーナメントで顔を合わせるのは今回で4度目となるが、過去3回は“勝ち抜けた方が優勝”しているのが大きな特徴だ。2008−09シーズンの準々決勝と2014−15シーズン準決勝はバルセロナ、2012−13シーズンの準決勝はバイエルンに軍配が上がり、いずれも勝者がビッグイヤーを手にした。またいずれも3冠を達成したことで知られている。つまり今回の一戦は、“優勝決定戦”と言っても過言ではない。

2. 2020年無敗のバイエルン
 勢いでは、バイエルンに軍配が上がるだろう。彼らは昨年12月7日のブンデスリーガ第14節ボルシアMG戦(1−2)で敗れて以来、公式戦27試合無敗。その間に26勝(唯一の引き分けはライプツィヒ戦)を挙げて、ブンデスリーガでは8連覇、DFBポカールでは2連覇を達成した。現在18連勝中、その間に挙げた得点は「56」と圧倒的な成績を残している。一方のバルセロナは、13シーズン連続でCL8強入りを決めたものの、リーグ3連覇を逃し、コパ・デル・レイも準々決勝で敗退。このCLで優勝できなければ、2007−08シーズン以来の無冠となる。

3. 今季CL無敗対決
 ただCLに限って言えば、どちらも盤石の戦いぶりを披露してきた。バイエルンは今大会ここまで8戦全勝。計31ゴールは参加32チーム中最多を誇る。2014−15シーズンに記録した33ゴールというCLのクラブレコードまであと2点と迫っている。対するバルセロナもCLでは、ここまで無敗をキープ。インテル、ドルトムントが同居したグループステージを4勝2分け、ラウンド16を1勝1分けで通過してきた。なおCLでは最近31試合で2敗(19勝10分け)しか喫していない。ただ、その2つの敗戦というのが、昨季のリヴァプール戦(0−4)と2017−18シーズンのローマ戦(0−3)。あの大逆転劇を許したゲームになる。

4. No.1ストライカーはどっち!?
 今回の一戦は、欧州No.1ストライカーを決める戦いとしても注目を集めている。リオネル・メッシとロベルト・レヴァンドフスキ。両エースは一発で試合を決められる選手だ。レヴァンドフスキは今大会ここまで出場した全7試合でゴールネットを揺らし、ランキングトップの13得点をマーク。出場47分につき1ゴールを奪っており、2013−14シーズンにクリスティアーノ・ロナウド(当時レアル・マドリード)が樹立した1大会の記録「17得点」まであと4ゴールに迫っている。対するメッシは今大会のCLここまで3得点。やや寂しい数字だが、“一発勝負”との相性は抜群だ。『ムンド・デポルティーボ』によると、“一発勝負”のゲームに過去25試合出場して、20ゴール11アシストを記録しているという。19勝6敗と勝率も76%を誇っており、エースの得点が互いの命運を分けそうだ。

5. 古巣対決&同胞対決
 エース対決同様、注目を集めるのが“古巣対決”と“同胞対決”だろう。バイエルンではフィリペ・コウチーニョとチアゴ・アルカンタラ、バルセロナではアルトゥーロ・ビダルが古巣との対戦になる。とりわけチアゴとビダルの両MFは、中盤のキープレーヤーとしてピッチ上で激突濃厚だ。ビダルがバイエルンに在籍した2015〜2018年には同僚として共闘した経験もあるだけに、互いの特徴も把握済み。両者のデュエルがゲームの行方を左右するかもしれない。またいくつか実現する同胞対決の中では、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとマヌエル・ノイアーによる“GK対決”からも目が離せない。2人はドイツ代表で守護神の座を争うライバルであり、過去には舌戦を繰り広げたこともある。今回の試合前には、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが「ノイアーは真のワールドクラス。テア・シュテーゲンはそのレベルに達する途中」などと発言して話題を呼んだが、世界最高レベルのGKによる戦いはどちらに軍配が上がるのか。こちらも要注目だ。

6. PK戦
 戦力的には甲乙つけがたいだけに、PK戦で決着がつく可能性も十分にある。過去のデータをひも解くと、バルセロナが欧州カップ戦のPK戦で敗れたのは過去1度だけ。1986年の欧州チャンピオンズカップ(現CL)決勝のことだった。ルーマニアのステアウア・ブカレストと対戦した際、0−0でPK戦に突入すると、4人のキッカーが1度もゴールネットを揺らせず、0−2で苦杯をなめた。その他5度あったPK戦は勝利を手にしている。一方のバイエルンも、PK戦の成績は5勝1敗。彼らが唯一喫した黒星もCL決勝のことで、2011−12シーズンにチェルシーと対戦すると、1−1のままPK戦に突入し、3−4で敗れた。なお当時のPK戦では、ノイアーが3人目のキッカーを務めて見事成功を収めている。

7. 予想オッズは?
 イギリス大手ブックメーカーの『ウィリアム・ヒル』は今回の一戦にまつわる様々なオッズを発表。日本時間14日14時現在、準決勝への勝ち抜けオッズは、バルセロナが「2.25倍」であるのに対して、バイエルンは「1.57倍」と設定されており、ドイツ王者優勢と予想されている。ただ90分間のスコア予想は「1−1」が最も低く7.0倍。延長戦、あるいはPK戦まで突入する可能性も十分にあるとみている。いずれにせよ、意地とプライドがぶつかり合う激しい一戦になることは間違いないだろう。歴史に残る名勝負を期待せずにはいらない。

(記事/Footmedia)

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