ブルーノ3得点&ポグバが4アシスト! マンU、リーズに5発快勝で白星発進

2021年8月14日(土)22時21分 サッカーキング

マンチェスター・Uとリーズが対戦した [写真]=Getty Images

写真を拡大

 2021−22シーズンのプレミアリーグ第1節が14日に行われ、マンチェスター・Uとリーズが対戦した。

 ライバル関係にあることで知られる両者がトップリーグの開幕節で対戦するのは、1970−71シーズン以来51年ぶり。当時はリーズが敵地で1−0の勝利を収めた。ただ、『オールド・トラッフォード』でのリーグ戦は直近16試合で未勝利(※2009−10シーズンのFAカップ3回戦ではリーズが敵地で勝利)。リーズは鬼門の地で開幕戦を迎えることになった。

 試合は序盤からマンチェスター・Uのペースで進行。11分、相手のバックパスがズレたところをメイソン・グリーンウッドが狙うと、相手DFが先に触ったボールはグリーンウッドの足に当たってゴールへ向かう。しかし、これは相手GKイラン・メリエのセーブに阻まれる。

12分にはピッチ中央でのボール奪取から速攻を展開。グリーンウッドのラストパスに抜け出したポール・ポグバがまたぎフェイントを挟んで左足で流し込もうとしたが、惜しくも枠を捉えられない。

 30分、マンチェスター・Uが先制に成功する。スコット・マクトミネイのパスを敵陣中央で受けたポグバは、ダイレクトで前方に絶妙の浮き球スルーパスを供給。反応したブルーノ・フェルナンデスが左足を振り抜くと、シュートは相手GKにも当たってゴールに吸い込まれた。

1点のビハインドで折り返したリーズは、49分に試合を振り出しに戻す。左サイドでのスローインからスチュアート・ダラスを経由してルーク・エイリングにボールが渡ると、エイリングはペナルティエリアの手前から右足一閃。強烈なシュートをゴール左上隅に突き刺し、自身のプレミアリーグ初ゴールを記録した。

 しかし、マンチェスター・Uは52分に勝ち越し点を奪う。ポグバが自陣から左サイドへと供給した鋭いスルーパスに抜け出したグリーンウッドは、ペナルティエリア左で左足を振り抜きゴール右下へと流し込んだ。

 さらに54分、マンチェスター・Uがリードを広げる。ポグバがペナルティエリア右にスルーパスを供給。受けたB・フェルナンデスは鋭い切り返しで相手DFとGKを置き去りにすると、左足でシュートを放つ。ボールはゴール付近で相手DFにクリアされるが、ゴールラインテクノロジーで得点が認められた。

 マンチェスター・Uは60分、ハーフウェーライン付近からヴィクトル・リンデレフが供給したロングボールにB・フェルナンデスが抜け出す。豪快に右足ダイレクトボレーで突き刺し、同選手は加入後初のハットトリックを達成した。また、開幕節での3得点はプレミアリーグ史上10人目。なお、マンチェスター・Uの選手による開幕節でのハットトリックは、1977−78シーズンのバーミンガム戦でのルー・マカリ氏以来となった。

 マンチェスター・Uの勢いは止まらず。69分には左サイドに流れたポグバがグラウンダーで折り返し、左足ダイレクトで合わせたフレッジが流し込んで5点目を挙げる。ポグバはプレミアリーグ史上7選手目となる1試合4アシストを達成した。

 そして75分、マンチェスター・Uは今夏にドルトムントから加入したジェイドン・サンチョを投入。マンチェスター・Cの下部組織出身の同選手は、待望のプレミアリーグデビューを果たした。

 リーズは86分に決定機。タイラー・ロバーツのお膳立てを受けたハフィーニャがペナルティエリア左でフリーとなり、左足でゴール右下を狙ったものの、シュートは枠を捉えられない。

 試合はこのまま終了し、マンチェスター・Uは2シーズンぶりの開幕節白星、リーズは昨季に続けて開幕戦黒星となった。なお、リーズがトップリーグで2シーズン連続の黒星スタートを喫したのは、1980−81シーズンと81−82シーズン以来の出来事となる。

 次節、マンチェスター・Uは22日にアウェイでサウサンプトンと、リーズは21日にホームでエヴァートンと対戦する。

【スコア】
マンチェスター・U 5−1 リーズ

【得点者】
1−0 30分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)
1−1 49分 ルーク・エイリング(リーズ)
2−1 52分 メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U)
3−1 54分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)
4−1 60分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)
5−1 69分 フレッジ(マンチェスター・U) 

サッカーキング

「マンU」をもっと詳しく

「マンU」のニュース

「マンU」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ