池江璃花子、一時帰宅の笑顔の裏で続く療養生活について祖父「つらいらしいです」

8月14日(水)18時0分 週刊女性PRIME

2018年のアジア大会の競泳で大活躍した池江璃花子選手=ジャカルタ(共同)

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 7月30日に閉幕した第18回世界水泳選手権大会。瀬戸大也が2つの金メダルを獲得したものの、女子は大橋悠依の銅メダル1つ。やはり池江璃花子というエースの不在は来年開幕となる東京オリンピックに不安を残す結果となった。

 そんな大会中、ファンの心に刺さったのは、女子100メートルバタフライ決勝の表彰台に上がった3人が、池江に向けて応援のメッセージを送ったシーンだろう。それぞれの手のひらには「Rikako」「ハート」「NEVER」「GIVE UP」「Ikee」「ハート」とあった。それに対して池江はSNSで《ありがとう、みんな大好き》と答えた。彼女の存在感の大きさがわかるエピソードだった。

 気になるのはそんな池江の現状だ。今年2月に白血病を公表してからはや半年がたつ。6月に一時帰宅したことをSNS上で笑顔の写真とともに報告していた。

 現在は、どの程度まで治療は進んでいるのか。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏に聞いた。

「詳細は未公表ですが、彼女の場合は “急性リンパ性白血病”だと思います。その場合、まずは複数種の抗がん剤を注射する“寛解導入療法”が行われ、骨髄の白血病細胞を完全に死滅させます。正常な骨髄へ回復してきたら骨髄に残った腫瘍細胞を消滅させるための“寛解後療法”を行います。それによって骨髄の白血病細胞を完全に死滅させます。その時期は入退院を繰り返しながら抗がん剤治療を行うので、一時帰宅はそのタイミングだと思います」

 一時帰宅は回復の兆しというよりは、あくまで治療期間中の合間と語る上氏。

「白血病は若ければ若いほど完治しやすい。4〜5歳の子どもだったらほとんどが完治します。しかし50歳以上となるとかなり治りにくいと言われます。池江さんは19歳、その中間と言えますね。このまま回復すれば、あと1年ぐらいで日常生活は送れるでしょう。もしそうでない場合は、いよいよ骨髄移植になり、より時間がかかりますね。今はちょうど治療の折り返し地点。完治してからアスリートとして復活するには、さらに時間が必要だと思います」



■池江の祖父「つらいらしい」





 いまだ予断を許さない状況のなか、彼女の親族は何を思うのか。池江の実家近くに住む祖父を直撃した。

─池江選手のご容体は?

「いや……、あまりよくはないです」

─一時帰宅で、体調はよくなっているようですが?

「抗がん剤治療をしているから、つらいらしいです」

─一時帰宅された際のホームパーティーには参加されていない?

「いや、私は行ってないですし、入院してからはほとんど会ってないんですよ」

─東京オリンピックまでに回復して、選手として参加できると思いますか?

「まあ、厳しいでしょう。今は治療に専念してほしい。わざわざ来てくれたのに、あまり話せなくて申し訳ないね」

 その丁寧な語り口には、無名のころから応援してきた大好きな孫に対する深い愛と病に対する心配がにじみ出ていた。

 今はメダルより、病の完治を祈るばかりだ。

週刊女性PRIME

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