鶴岡東・竹花、2戦連発だ「自分の仕事を怠ったらチーム打撃ができなくなる」

8月14日(水)9時5分 スポーツ報知

バスターの形から打撃練習をする鶴岡東・竹花

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 全国高校野球選手権(甲子園)は14日、東北勢2校が2回戦に臨む。13日には共に、兵庫・西宮市内のグラウンドで最終調整した。習志野(千葉)と戦う鶴岡東(山形)は、高松商(香川)との1回戦で2点本塁打を放った竹花裕人外野手(3年)が思い切りのいい振りを2戦連発につなげると意欲。バスターの形から痛烈な打撃をみせる。鳴門(徳島)と対戦する仙台育英(宮城)で背番号1の右腕・大栄陽斗(あきと、3年)は、初戦の飯山戦(20—1)に続く投打の活躍を誓った。

 2回戦も強く振るだけと、鶴岡東・竹花が無欲を貫く。「自分にはコンパクトなスイングが求められている。本塁打がすべてではないし、自分の仕事を怠ったらチーム打撃ができなくなる」と話し、「(冬場は)人よりバットを振ったと思っている」と胸を張った。バントの構えからバットを引いて打ちにいく、“バスター打法”で安打を重ねる。

 1回戦(対高松商)では、9回2死一塁から左翼ポール直撃の2ランを放った。竹花は「監督さんから、珍しく『思い切って振ってこい』と言われた」と話すが、佐藤俊監督(48)は「足がつっていて、走者に出ると大変そうだったからなんです」と真意を明かした。少しの勘違いから生まれた一打は、その裏2点差まで迫られたチームにとって大きな一発となった。

 独特の“バスター打法”は今年3月、「タイミングを取るのが下手で監督に指示された」(竹花)ことがきっかけで取り組んだ。5月の春季県大会初戦(2回戦、対山形中央)の第1打席で死球を受け、左足小指を骨折。約3週間離脱を余儀なくされたが、その間にバットを引く速さなどを試行錯誤して打ち方を固めてきた。山形大会は背番号18で全5戦に先発し、打率4割7分4厘。甲子園から背番号9をつけ、好調を維持する。

 習志野戦に向けて指揮官は「いつも通り、持っている力を出せるよう準備したい」。相手は一塁側。右翼手の竹花は、習志野名物の吹奏楽による応援を最も近くで聞くことになるが、「特に気にしません」と意に介していない。普段通りに力強い振りをみせれば、2戦連発もみえてくる。(有吉 広紀)

スポーツ報知

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