【令和新時代 夏のメモリー】履正社・西川黎 選手とマネジャー“二刀流”で頂点へ

8月14日(水)8時8分 スポーツニッポン

<履正社・津田学園>3回、2死一塁、左へ二塁打を放つ履正社・西川(撮影・成瀬 徹)

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 ◇第101回全国高校野球選手権大会 第8日2回戦 履正社7−3津田学園(2019年8月13日 甲子園)

 銀傘に快音を3度も響かせた。1回戦(対霞ケ浦)に続く3安打。プロ注目の津田学園・前の攻略に大きく貢献した。でも、履正社・西川黎にはまだ仕事があった。

 「ホテルに帰ったら道具の確認をして、3回戦への準備もします」

 「7番・左翼」のほかに西川には「プレーイングマネジャー」という重要な役割がある。昨夏、新チームスタートと同時に大役を任された。グラウンドでは「主将と同じ役割」という。試合では外野の守備位置の確認やイニング間の選手ミーティングで狙い球の指示。この日も前の直球が抜けてくる球があることを指摘した。「前の試合(津田学園の1回戦)をビデオで見て、そういう球があったので」。それが攻略の糸口にもなった。

 グラウンド外では普段の練習から欠席者の確認と道具の確認、手入れ。学校生活でも部員の制服の着方をチェックする。選手として引っ張れば、マネジャーとして支える。令和の甲子園にはこんな選手もいる。役目は大変だが「一歩引いて俯瞰(ふかん)して見られるようになった」という。それだけではない。「自分が率先してやらないと、みんなはついてこない。今やっていることは、社会人になっても生きてくると思う」。人としての成長が、そこにある。

 国立の神戸大付中教校から「甲子園に出たい」と履正社に入学した。令和元年。文武両道の西川の“忙しい夏”はまだ終わらない。(秋村 誠人)

 ≪今夏絶好調!打率・750≫春夏連続出場の履正社は、今センバツは1回戦で星稜(石川)と対戦。ドラフト1位候補の奥川の前に17三振を喫し、3安打で零敗した。西川は6番・左翼で出場し、3打数無安打2三振。今夏は1回戦でプロ注目の霞ケ浦・鈴木寛を3回途中KOし、17安打11得点の大勝だった。7番・左翼で先発出場した西川は左中間ソロなど、5打数3安打2打点。この日と合わせて8打数6安打で打率・750と絶好調だ。

スポーツニッポン

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