チェルシー、カイセドに続きラヴィアの“争奪戦”も制す? 選手本人がロンドン行きを希望か

2023年8月15日(火)7時53分 サッカーキング

昨季サウサンプトンで充実のシーズンを過ごしたラヴィア [写真]=Getty Images

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 チェルシーがサウサンプトンに所属しているベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの“争奪戦”を制したようだ。イギリスメディア『アスレティック』が14日に報じている。

 チェルシーは14日、ブライトンよりエクアドル代表MFモイセス・カイセドの完全移籍加入を正式発表。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、1億ポンド(約184億円)に1500万ポンド(約28億円)の追加オプションが付随した総額1億1500万ポンド(約212億円)でクラブ間合意に達し、2031年6月30日までとなる8年契約に1年の延長オプションが付随した長期契約を締結していた。

 プレミアリーグ屈指の中盤を新戦力として迎え入れたチェルシーだったが、今夏の補強はこれだけでは終わらさなそうだ。今回の報道によると、チェルシーはラヴィアの獲得に迫っているという。ラヴィアに関してはかねてよりリヴァプールが熱視線を送っており、複数回にわたってオファーを提示したことが報じられていた。今月に入るとリヴァプールはカイセド獲得に向けた動きも見せたものの、最終的にカイセドがチェルシー移籍を希望したことにより移籍は実現せず。“争奪戦”に敗れたことで再びラヴィア確保を目指し、6000万ポンド(約110億円)の移籍金でサウサンプトンとクラブ間合意に達したことが報じられていた。

 しかし、ここに来て風向きが変わっている模様だ。カイセドの移籍オペレーションの際と同様、ラヴィア自身がチェルシーへの移籍を希望しているとのこと。イギリスメディア『タイムズ』の報道によると、リヴァプールがカイセド獲得に舵を切ったことに失望しており、ロンドン行きを選んだようだ。ラヴィア自身は既に決断を下しており、サウサンプトンとチェルシーの関係も良好であることから、今後の過程で問題が発生する可能性は低いという。移籍金は5000万ポンド(約92億円)にボーナスを加えた金額とのことで、まもなく個人およびクラブ間合意に至る見込みだ。

 現在19歳のラヴィアは母国の名門アンデルレヒトで育つと、2020年夏にはマンチェスター・シティのアカデミーに移り、昨年夏にサウサンプトンへ完全移籍加入を果たした。昨シーズンはハムストリングの負傷により離脱する時期もあったものの、シーズンを通して中盤の軸に君臨。公式戦34試合のピッチに立ち、インパクトを残していた。また、今年3月に行われた国際親善試合のドイツ代表戦では、記念すべきベルギー代表デビューも飾っている。

 果たして、チェルシーはカイセドに続きラヴィアの獲得も成功させ、再びリヴァプールとの“争奪戦”を制する形となるのだろうか。

サッカーキング

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