第104回インディ500予選1日目:アンドレッティ・オートスポートが上位独占。琢磨は2017年以来のファストナイン進出

2020年8月16日(日)6時16分 AUTOSPORT web

 8月15日、第104回インディアナポリス500マイルレースの予選1日目が行われ、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ)がトップスピードを記録した。


 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は総合9番手となり、ポールポジションを争うファストナインへ進出した。


 12日から走行がスタートした第104回インディ500。新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月から8月開催に変更され、走行スケジュールも短縮された。


 3日間のプラクティス走行日を終え、15日からは2日間に渡って予選が行われる。予選1日目は、翌日にポールポジションを決定するファストナイン進出の上位9台を争い、10番手以下は、1日目の順位でグリッドが決定される。


 1時間の短いプラクティス走行を終え、午前11時より前日行ったくじ引き順に4周平均で争うアテンプトがスタートした。


 1番目のアテンプトは、グラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。平均230.822mphを記録する。


 昨年の予選1日目のトップスピードが平均230.083mphで、レイホールは、そのスピードよりもかなり速いアテンプトとなった。


 続いて、佐藤琢磨が登場。琢磨は1周目を38秒9200(231.244mph)で走行した琢磨は、2周目は39秒0011(230.763mph)に落とし、3周目は39秒0100(230.710mph)、4周目は39秒0533(230.454mph)で走行。レイホールの平均スピードには及ばず平均230.792mphとなる。


 4番目のアタック順となったルーキーのリナス・ヴィーケイ(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が平均231.114mphで走行しトップに立つ。


 プラクティスでも速さを見せたスコット・ディクソンは6番目のアテンプトとなるが、ヴィーケイには及ばず2番手。


 9番目、10番目ののアテンプト順となったチーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデン、ウィル・パワーは、琢磨のスピードにも及ばず。今年のインディ500では苦戦しているようだ。


 6台体制で好調な仕上がりを見せるアンドレッティ・オートスポートは、12番目のアテンプトにアレクサンダー・ロッシが先陣を切る。ロッシは、1周目を38秒8122(231.886mph)と好アタックを見せる。4周目も38秒台で走行し、平均231.268mphでトップに立つ。


 13番目のアテンプトは“トリプルクラウン”を目指すフェルナンド・アロンソ(アロウ・マクラーレンSP)は、230mph台に乗せられず現時点で12番手となる。

インディ500の予選に挑むフェルナンド・アロンソ(アロウ・マクラーレンSP)


 続いてポールポジション有力候補のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が登場。ロッシを上回る平均231.330mphを記録してトップを奪う。


 さらにジェームズ・ヒンチクリフが、ロッシに次ぐスピードを記録し、20人がアテンプトを終えてアンドレッティ・オートスポートがトップ3を独占する。


 非凡な速さを見せているルーキーのアレックス・パロウ(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・チームゴウ)は、24番目のアテンプト。平均231.034mphの好アタックを見せ、ディクソンに次ぐ6番手に入る。


 29番目に登場のマルコ・アンドレッティ。ファストフライデイの速さを予選1日目でも披露し、1周目をここまでのトップスピードとなる232.177mohを記録。2、3周目でスピードを落とすも4周目も230.705mphで走行し、平均231.351mphでトップに浮上する。


 33番目のJR.ヒルデブランド(ドレイヤー&レインボールド)のアタックが終わり、全車最初のアテンプトが終了。残り3時間、ここからは16時50分まで順番待ちでアテンプトを行っていく。


 ポールポジションを決めるファストナイン進出のライン上にいるのは佐藤琢磨。平均230.792mphをターゲットに、ニューガーデンやパワーなど各ドライバーが次々と再アテンプトを行っていく。


 6番目に再アテンプトを行ったマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)が琢磨のスピードに近づくも10番手とトップ9は変わらず。


 残り2時間を切って、9番手の琢磨が再アテンプトへ。琢磨は、1周目を230.373mphとスピードを伸ばせず平均229.852mphで1回目を下回り、ポジションをアップすることはできなかった。


 気温が上がりコンディションが厳しくなっている状況で、コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー)が2回目のアテンプト。琢磨を上回るスピードで走行していたが、最後にタイムを落とし10番手止まりとなる。


 続いて、3度目のアテンプトとなるディクソンは1周目を232.183mphで走行する好アテンプトを見せ5番手とポジションをひとつアップした。


 トップ9は変わらず、刻々と時間は進んでいく。琢磨は終了間際に3度目のアテンプトを行い、明日に向けてマシンバランスを確認。そして16時50分、ディクソンが4度目のアテンプト中にセッション終了を告げる鉄砲が発射された。


 トップはマルコ・アンドレッティ。佐藤琢磨は9番手で、インディ500優勝を遂げた2017年以来のファストナイン進出。ルーキーでは、ヴィーケイとパロウもトップ9入りを果たした。


 9台中8台がホンダユーザーで、シボレー勢は苦戦。インディ500で2連勝中のチーム・ペンスキーは、ニューガーデンの13番手が最上位となった。アロンソは26番手となり、自身2回目のインディ500の決勝レースに挑む。


 日本では、BSスカパーでインディ500予選ファストナインの模様も放送。


 さらにGAORA SPORTSで、決勝前の走行最終日となるカーブデイの模様を22日22時から生放送し、第104回インディ500決勝レースを24日午前2時より生中継が予定されている。日本期待の佐藤琢磨、そして注目のフェルナンド・アロンソがどのような結果を見せるのか、こうご期待!


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