那須大亮の現役復帰・盛岡加入に元Jリーガー「残念」J3の価値低下懸念も

　YouTuberとして活動している那須大亮氏の「1週間限定」現役復帰が話題を呼んでいる。同氏は明治安田生命J3リーグ・いわてグルージャ盛岡へ電撃加入。横浜F・マリノスOBであり、松本山雅所属MF安永玲央の父親である安永聡太郎氏が疑問を呈している。

　那須氏は横浜FMでのプロデビュー以降、Jリーグ6クラブでプレー。ヴィッセル神戸在籍時の2019シーズン終了後に現役を退くと、引退後はYouTuberとしてJリーグの普及に尽力していたが、今月15日に盛岡へ加入している。

　この現役復帰には、ネット上で賛否両論が噴出。そんな中、2016年8月からおよそ1年3か月にわたりSC相模原を率いていた安永聡太郎氏は、16日に自身のX（旧ツイッター）を更新。「那須大亮氏は引退後応援している後輩」と前置きした上で、今回の現役復帰に対する率直な思いを以下のように綴った。

　「今回の1週間限定現役復帰は、育成年代指導者としては人気YouTuberが子供達の目指す夢舞台の価値にJ3（プロ）ってやっぱそんな感じなん？と思わせる社会的影響力があり企画プロを認めたリーグ側も含め残念だなぁと思ってしまう」

　なお那須氏は盛岡での1週間限定での現役復帰に至った過程を以下のように説明している。

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Jリーグに4年ぶりに復帰しました。いわてグルージャ盛岡 に本日から1週間加入させて頂く事になりました

経緯として秋田社長と松原監督から以前からどこかのタイミングでチームを盛り上げほしいとお話を頂いてました。今回今週末愛媛FCとの試合があるタイミングでお話しを頂きチャレンジさせて頂く事になりました

個人的な事なのですが、今回の決断も昨年末スペインでサッカーをした時もう一度プレイヤーとして戦いたいと思いました。ですが引退原因の目の病気(斜視)があったのでなかなかフィジカル、スキル、気持ち的に厳しいと思っていました。先日目の手術をして経過も良かったのもありこのチャレンジを受けさせて頂きました

他もシーズン途中で加入する事、1週間という期間。選手、スタッフの想い様々な事を考えました。全てを考えた上で1週間という期間でも試合に出る、出ない関係なく勝利のためにできる事はある。チームの勝利につなげる1週間にすると覚悟ができた事でのチャレンジになります

賛否はあると思います。チャレンジする事にリスク、失敗、賛否などは当たり前のようにあります。ですが覚悟が決まったら全ての言葉ではなくその下にある人の想いしかひろいにいきません。そのくらいチームが勝つ事、自分の可能性全てに覚悟を決めました。オールドルーキーチャレンジします

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