大坂なおみ8強 父の応援に「試合後泣いちゃった」

8月16日(金)19時10分 日刊スポーツ

謝淑薇との試合中に笑顔を見せる大坂なおみ(AP)

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<テニス:ウエスタン・アンド・サザン・オープン>◇15日◇米シンシナティ◇女子シングルス3回戦

世界1位の大坂なおみ(21=日清食品)が今大会女子最多の15本のエースで、ベスト8に進出だ。同30位の謝淑薇(台湾)に7−6、5−7、6−2の2時間29分で勝ち8強入り。準々決勝では、同22位のケニン(米国)と対戦する。
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大坂の武器、サーブが爆発だ。15本のエースをたたき込み、多彩な変化球を操る相手を、サーブで吹き飛ばした。マッチポイントも、相手のフォアが大坂のサーブに押されアウト。「とにかく戦う気持ちを持ち続けようと思った」と、攻撃的な姿勢を貫いた。
昨年から今年にかけて、最も進歩したのがサーブだ。4大大会本戦にデビューした16年当時は、速いサーブ一本やり。しかし、今は、横や縦に回転をかけ、スライスやスピンで、入る確率を上げながらエースを量産できる。この日も、ピンチのたびに、そのサーブが大坂を救った。
相手はパワーはないが、ドロップショット、ロブ、逆回転のショットなど、多彩なテクニックで、かく乱する。大坂は過去3勝1敗だったが、そのうちの3試合はフルセット。少しでも気を抜くとミスを誘われるだけに「いつも彼女(謝)との試合は長くなる」と、苦笑いだ。
全仏3回戦、ウィンブルドン1回戦敗退の悪夢から、得意のハードコートに移り、ようやく調子が上がってきた。「ハードコートに戻ることができてうれしい」。コートサイドには、いつも緊張で試合を見られない父フランソワさんの姿があったという。その父の応援に「試合後に会ったときに泣いちゃった」。
2連覇がかかる26日開幕の全米(ニューヨーク)に、できれば世界1位で挑みたい。そのためには、自力では今大会の優勝のみ。「もっと改善できるところがある」。いよいよ大坂が、スランプを抜け出し復活へとひた走る。

日刊スポーツ

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