明石商・杉戸理斗、10回2失点の好投でサヨナラ呼んだ エース中森俊介の温存にも成功

8月16日(金)19時52分 スポーツ報知

明石商・杉戸理斗

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◆第101回全国高校野球選手権大会第10日▽3回戦 明石商3—2宇部鴻城(16日・甲子園)

 明石商の背番号「10」杉戸理斗投手(3年)が延長10回、155球を投げ10安打2失点と粘りの投球を見せた。初回に宇部鴻城の酒井隼平三塁手(3年)に2ランを浴びたが「打たれたけど、みんなが取り返してくれると思って投げた」とその後は走者を出しながらも、なんとか踏ん張りスコアボードにゼロを並べた。

 兵庫大会では先発3試合を含む5試合で登板し、安定感のある投球を見せてきた。この日の先発を示唆されたのは2日前のこと。狭間善徳監督(55)に「準備しておけ」と言われた。実際の先発を言い渡されたのは試合直前だったが「監督さんが、宇部鴻城は緩急に弱いチームだといっていた。だから今日はこの夏初めてカーブを投げた。カーブだと打ち取りやすいと思った」と指揮官が調べ尽くしたデータ通りにカーブを解禁。緩急のある投球で相手打線に的をしぼらせなかった。甲子園のマウンドに足が震えたというが「明商野球はみんなが支えてくれる」と仲間からの励ましにも感謝した。

 指揮官はこの日、初戦で3失点完投したエースの中森俊投手(2年)を起用しなかったことについて「疲労度とかを見て使わないと決めていた。杉戸と他の投手で中森に楽をさせてやれ、と言った。日本一になりたいなら逆算せなアカンな、と」と説明した。杉戸の好投で、準々決勝を前にエースの温存に成功し「杉戸は良かった。よく辛抱しました。バッテリーが勉強した中でうまいこと投げてくれた」と称えた。

スポーツ報知

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