【巨人】原監督から小林へ「お褒めの言葉」増えた 捕手2人態勢の覚悟

8月16日(金)6時1分 スポーツ報知

守備の要として期待がかかる捕手の小林

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 巨人は炭谷不在のなか、小林の存在感が高まっている。チームの捕手事情を巨人担当の西村キャップがリポートする。

 最近になって、明らかな変化が表れた。試合後の原監督のコメントで、小林の成長を認める言葉が増えたな、と感じている。

 例えば、高橋と初バッテリーを組んだ11日のヤクルト戦(東京D)では、6回1失点の好投を引き出し、約3か月ぶりとなる4勝目を演出。指揮官は「このところ非常にいい。チームが勝つことに対しての舵(かじ)取りというかね。単にいいリードをするだけが捕手(の仕事)じゃないし、勝つチームを作るのが一番の役割。一歩ずつ、小林という野球人が少しずつ大きくなっている気がするね」と賛辞を惜しまなかった。

 菅野と組んだ14日の広島戦(マツダ)後にも「自分のペース、自分の間合いでリードしてる感じがするね」と褒めた。過去には公に苦言を呈すこともあっただけに、とても耳に残った。

 チームは12日の広島戦から実質的に小林、大城の捕手2人制を導入している。その判断に、8月1日の広島戦(東京D)で炭谷が右人さし指を骨折、離脱したことが影響したことは想像に難くない。捕手登録では他に阿部もいるが、コンディションを考慮すればマスクをかぶるのは緊急時に限られるだろう。

 捕手2人となれば、途中交代させるにも慎重になり、可能な限り最後まで出場させることになる。小林にせよ、大城にせよ、足は速い方ではない。勝負どころで代走も送れなくなるリスクを承知で、2人制を導入したところに原監督の覚悟を見た気がした。

 監督は炭谷不在のこの期間に、小林に“特別な栄養”を与えているのだ。捕手を「グラウンドの監督」と表し、ことさら厳しい目を向けてきた。激しく優勝を争う勝負どころで、扇の要の軸に据えようと決めた。小林に勝つ経験をさせることがさらなる飛躍を呼ぶと見ているはずだ。9月上旬とみられる炭谷の復帰まで、この態勢が続くだろう。背番号22が原監督の期待に応えた時、常勝巨人復活への道が開ける。(西村 茂展)

スポーツ報知

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