Moto3:鳥羽海渡、2022年もCIP Green Powerで継続参戦。一番乗りで契約更新

2021年8月18日(水)23時36分 AUTOSPORT web

 8月18日、ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦しているフランスチームのCIP Green Powerは、1年間の契約更新に合意して2022年も鳥羽海渡を起用すると発表した。


 鳥羽は2013年に全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスに出場して、翌2014年にはアジア・タレント・カップの参戦を開始すると初代チャンピオンに輝いた日本人ライダーだ。

日本人初のMoto3クラス優勝を果たした鳥羽海渡(ホンダ・チーム・アジア)


 2015年から2016年はCEVレプソルインターナショナル選手権のMoto3クラスとレッドブル・ルーキーズ・カップにダブルエントリー。2017年からはロードレース世界選手権Moto3クラスに参戦しており、ホンダ・チーム・アジアからエントリーした2019年開幕戦カタールGPで初優勝を果たした。


 ホンダ・チーム・アジアでは3年間過ごした後、2020年はKTMのファクトリーチームであるRed Bull KTM Ajoに移籍。KTMのマシンを駆り、第12戦テルエルGPでは3位に入ったがシートを失い、2021年は富沢祥也、鈴木竜生、小山知良らが所属していたCIPに移籍した。

Moto3:鳥羽海渡(CIP Green Power)


 そんな鳥羽は今シーズン、第8戦ドイツGPで2位表彰台。イタリアの発電機メーカー、グリーン・パワーから支援を受けてCIP Green Powerとして参戦しているCIPから、来季もMoto3クラスに継続参戦することが決まった。


 来季もKTM RC250GPに乗る鳥羽は「CIP Green Powerともう1年契約を更新できてとても嬉しいです。彼らと一緒に仕事ができてとてもうれしいです」とコメントした。


「これからのシーズンに向けて、タイトル争いを繰り広げ、トップ争いできるように努力します。今年の後半戦は現在進行中であり、来シーズンに向けて準備を進めていきます」


「また、今シーズンをベストな方法で終えるために一生懸命努力します。今回の発表と、チームともう1年間協力できることをとてもうれしく思います」

Moto3:鳥羽海渡(CIP Green Power)/MotoGP第8戦ドイツGP


 アラン・ブロネック監督は「海渡はドイツで2位になるなど、非常に良いスタートを切った。そのため、もう1年、共通の旅を続けることが正しいと考えた。私たちは、今年の取り組みが、来年の彼のトップ争いにつながると確信している」と語った。

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