ライバルとの差を示す異様な“空白” 米分析会社が公開した大谷翔平の「8.4」に愕然「これでも過小評価されている」

2023年8月18日(金)13時8分 ココカラネクスト

投打での規格外の活躍によって価値を高める大谷。その異次元さを物語るスタッツが話題となっている。(C)Getty Images

 大谷翔平(エンゼルス)の価値は天井知らずで高まっている。

 メジャー6年目を迎えた今季も「2桁勝利&40本塁打」を達成するなど投打で異彩を放ち続ける。そんな大谷は、キャリア2度目のリーグMVPに最も近い男だと言っていい。それは何よりも数字が物語っている。近年のMVPを決めるうえでの重要な指標となっている「WAR」が図抜けているのだ。

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 そもそも「WAR」とは、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標なのだが、今季の大谷は異次元の値に達している。

 米データ専門会社『Codify』は公式X(旧ツイッター)において、野球専門の米データサイト『Fan Graphs』がまとめたWARを紹介。大谷が「8.4」なのに対して、次点のマーカス・セミエン(レンジャーズ)、ルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)が「5.0」と差があるのだ。ちなみに3位のコーリー・シーガー(レンジャーズ)は「4.8」、4位のボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)は「4.7」と2位以下は差がないのである。

 投打でプレーによって評価が普通とは異なるとはいえ、あまりの差だ。この大谷がいかに圧倒的かを2位との空白を使って示した『Codify』の投稿には、現地アメリカのファンも愕然としている。リプライの欄には「オオタニは残り試合を欠場しても満票MVPだ」「僕らはこんな数字を一生涯で見ることはない」「DHのオオタニはこれでもポジションプレーヤーとして過小評価されている」「ショウヘイは史上最高だ」というコメントで溢れた。

 多士済々のアメリカン・リーグにあって格の違いを見せつける大谷。そんな今季の活躍は、まさしく歴史的だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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