バルセロナのテロ事件に続々と哀悼の意…メッシ「僕らは屈しない」

2017年8月18日(金)4時8分 サッカーキング

メッシが「愛するバルセロナ」での悲劇を受けメッセージを掲載した [写真]=Getty Images

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 スペインのバルセロナ市内で17日、歩行者専用エリアに車両が突入し、少なくとも60人以上の死傷者を出す事件が起きた。イギリスメディア『BBC』が報じた。

 事件はバルセロナ市のメインストリートで観光客が多く集まるランブラス通りで発生。少なくとも13名が亡くなり、50名以上が負傷しているようだ。地元警察はテロ事件として捜査しており、攻撃に関与したとされる男性を逮捕したという。運転手は車を捨てて逃亡したと報じられている。

 この悲劇を受けて、サッカー界から続々と哀悼のメッセージが送られている。地元のバルセロナはクラブ公式Twitterで「私たちの街が攻撃され、深く悲しんでいます。我々の想いは、犠牲者やその家族、そしてバルセロナの人々とともにあります」とコメントした。

バルセロナのエース、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは自身のFacebookページを通じ、「僕らが愛するバルセロナで起きたテロ事件で犠牲となった人たちの家族や友人たちに哀悼の意と、全面的なサポートを送りたい。また、いかなる暴力行為を断固として否定する姿勢を示したい。僕らは屈しない。敬意や忍耐力が共存を支える、憎悪のない平和な世界で暮らすことを願う僕らのほうが圧倒的多数にある」とつづっている。

 今夏にバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマールは、Twitterで「神様が全ての家族を慰め、元気づけてくれますように。バルセロナを愛している」とツイートした。

 また、リーガ・エスパニョーラは公式Twitterで「バルセロナで起きた悲劇の犠牲者や関係者に心よりお悔やみ申し上げます」との声明を出した。バルセロナのライバル、レアル・マドリードはクラブ公式サイトを通じて、「バルセロナで起きた攻撃に対し、深い悲しみを表します。クラブは犠牲者やその家族、友人たちとの結束を示します。そして、事件で負傷した方々の早い回復を願っています」とコメントした。

 レアルのエース、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、自身のTwitterで「バルセロナからのニュースにショックを受けている。犠牲者の家族や友達に全てのサポートと団結を」とツイート。レアル主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスもTwitterで「テロ行為、そして恐怖での支配に反対する」と強い姿勢を示した。

 フランスのパリ・サンジェルマンはクラブ公式Twitterで、「この悲劇の日に、私たちはバルセロナの犠牲者やその家族、友人たちを想っています。バルセロナ、私たちが一緒です」とコメント。マンチェスター・Cもクラブ公式Twitterに、「全てのクラブ関係者はバルセロナ市の事件を聞き、悲しんでいます。私たちは、犠牲者や救急サービスの方々を想っています」との声明を掲載しており、海外からも哀悼のメッセージが届いている。

 なお、バルセロナは3日後の20日に、事件現場から直線距離で約4キロのところにあるカンプ・ノウでリーガ・エスパニョーラ開幕節のベティス戦を行う。現時点で試合への影響は発表されていないが、新シーズン開幕前に不安が高まっている。

サッカーキング

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