ハノーファー加入の室屋成、メディカルチェック通過「プレーするのが待ちきれない」

2020年8月18日(火)10時44分 サッカーキング

ハノーファーに到着した室屋(写真は15日のJ1リーグ第10節・名古屋戦でのもの) [写真]=Getty Images

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 ハノーファーに加入する日本代表DF室屋成が現地に到着し、メディカルチェックを通過。契約書への署名を行った。17日に、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在26歳の室屋は、明治大学在学中の2016年2月にFC東京へ加入した。加入後は、右サイドバックのレギュラーとして活躍。今月14日には、ハノーファーへの完全移籍が発表されていた。15日に行われた明治安田生命J1リーグ第10節の名古屋グランパス戦ではスタメンフル出場を果たし、1−0の勝利に大きく貢献。試合後、すぐに空港へと向かった。

 クラブ公式サイトによると、室屋は16日にハノーファーに到着。翌17日にはメディカルチェックを受けて無事合格し、正式に契約書への署名も済ませた。同公式サイトは、ハノーファーに降り立った室屋の声を紹介している。

「(名古屋との)試合後、すぐに飛行機に乗りました。とてもよく眠ることができましたよ。僕は健康です」

 ハノーファーと3年契約をかわした室屋は、本拠地『HDIアレーナ』を訪れると、あらためて新天地での活躍を誓った。

「スタジアムを見て、より興奮の度合いが増しました。ここは本当に素晴らしい。このピッチでプレーするのが待ちきれません」

 室屋は、ハノーファーで背番号21のユニフォームを着用する。ワールドカップを制し、サイドバックとして左右どちらでもプレーでき、室屋が尊敬の念を抱く元ドイツ代表フィリップ・ラーム氏からインスピレーションを受けたことで、背番号21を選んだという。

 ハノーファーで、室屋は日本代表MF原口元気とチームメイトになる。室屋は「とても集中して、日々のトレーニングに励んでいると聞いています」と語り、すでに原口とコンタクトを取っていたことを明かした。

 移籍交渉をとおして「クラブの強い意志を感じましたし、このプロジェクトに参加したいと思いました」と、室屋はコメントした。同胞・原口のサポートも受け、室屋のドイツでの挑戦が始まる。

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