グアルディオラ監督、チェルシーの補強額に恨み節「我々が同じことをしたら…」

2023年8月19日(土)22時42分 サッカーキング

マンチェスター・シティのグアルディオラ監督[写真]=Getty Images

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 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルデイオラ監督が、チェルシーの巨額の補強費に驚きの声をあげた。19日、イギリスの『スカイ・スポーツ』が報じた。

 マンチェスター・シティは2008年にシェイク・マンスール氏が経営権を取得して以来、選手獲得に多額の資金を投入してきたが、その支出はプレミアリーグから精査され、多数の「財務規則違反の疑い」の告発を受けている。

 一方、チェルシーは18日にサウサンプトンからベルギー代表MFロメオ・ラヴィアを獲得したことで、昨年にトッド・ベーリー氏のオーナーグループが経営権を掌握して以来、補強に費やした金額が10億ポンド(約1850億円)に達した。

 そのことを受け、グアルディオラ監督は19日のニューカッスル戦を前にした会見で「もしも我々が、チェルシーが過去2回の移籍市場で費やした金額を使ったら、ここに座ることはできないだろう。なぜなら、あなた方は、私を非常に強く糾弾するからだ。それは間違いない。我々は、あなたが想像もできないほど、監視される立場に追い込まれるだろう」と語った。

 更にグアルディオラ監督は「我々はハリー・マグワイアが欲しかったが買わなかった、なぜならお金を払いたくなかったからだ。マルク・ククレジャが欲しかったのにお金を払わなかったし、アレクシス・サンチェスが欲しかったのにお金を払わなかった。我々は、選手獲得に適切だと思われる金額を支払うつもりだ。それができなければ、我々は下部組織を頼る」 と語った。

 その上でグアルディオラ監督は「私はチェルシーを批判したいわけではない。ただ、もしも我々が同じことをしたら、我々は世界中から糾弾される。チェルシーはやりたいようにできるというのにね」と納得のいかない思いを吐露した。

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