4人抜きゴールを決めた三笘薫を現地メディアも絶賛！「メッシのようなゴール」「ディエゴ・ミトマ」と驚きの声も紹介

三笘が決めた4人抜きゴールは、まさに圧巻のゴラッソだった(C)Getty Images

　得意のドリブルで圧巻の今季初ゴールを決めた。

　ブライトンの三笘薫は現地時間8月19日（日本時間20日）プレミアリーグ第2節のウルヴァーハンプトン戦に出場し、前半15分に先制ゴールを決めチームの4−1の勝利に貢献した。ブライトンは開幕から2連勝を飾った。

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中盤の左サイドでスタメン出場し、試合開始直後より積極的に高い位置でボールに絡んでいた三笘は15分、敵陣サイドライン際でパスを受けると、一気にスピードに乗る。斜めにドリブルを仕掛け、相手プレーヤーが次々に止めにかかるも一直線にゴールへと突進、接触もあった中で4人からのチャージをものともせず、最後は前に出るゴールキーパーの位置も見極め、冷静にゴール右隅に流し込んだ。

　さらに、後半開始早々には味方のシュートがはじかれたところを、ワンタッチでゴール正面に折り返し、これをペルビス・エストゥピニャンが押し込んだ。三笘にアシストが記録され、これでブライトンは一気に優位に立ち、その後も2点を追加、開幕戦に続く快勝をおさめている。

　まさに、三笘の得点は勢いに乗ったドリブルが威力を発揮したものであり、このゴールには現地メディア『talkSPORT』からも称賛のコメントが贈られている。

　試合後に配信されたゲームレポートでは「26歳の彼は左サイドからカットインし、何人ものディフェンスを難なく乗り越え、見事なフィニッシュでキーパーもかわし、身体を開いてインサイドでボールをゴールに決めた」と先制のシーンを振り返った。

　また「彼の素晴らしいゴールでブライトンはまた素晴らしい午後をスタートさせ、後半にペルヴィス・エストゥピナンのゴールとソリー・マーチの2ゴールがさらなる大きな勝利を決定づけた」として、日本人ドリブラーの得点がブライトンの口火を切ったと称えている。

　また、トピックの中ではサポーターのSNS上で「リオネル・メッシのようなゴール」とコメントがあることや、カタールメディアの反応として「ディエゴ・ミトマ」とアルゼンチンのスーパースターになぞらえての賛辞があったことも紹介している。

　4人のプレーヤーを置き去りにするほどのドリブルの切れ味をみせつけた三笘。開幕直後からコンディションの良さが伝わり、今後も多くの得点を予感させるほどのインパクトを放ったゲームとなった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]