「時代は常に変化する」丸刈りは悪なのか 甲子園で話題の“髪型論争”に原晋監督が持論「『らしく』ってなんでしょうか」

2023年8月21日(月)7時0分 ココカラネクスト

全国大会が大詰めを迎え、白熱している高校野球界。そのなかで話題となっている髪型論争に原監督が持論を展開した。(C)ACPHOTO

 真夏の熱戦もいよいよ大詰めを迎えている。

 8月6日に甲子園で開幕した第105回全国高校野球選手権大会。4年ぶりに声出し応援が解禁され、大きな盛り上がりを見せる同大会は、8月21日に準決勝が行われ、いよいよファイナリストが決まる。

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 そんな高校球児たちの日本一を決める戦いが白熱するなか、選手たちの髪型が話題となっている。

 そもそも髪型は、丸刈りを強要するような風潮があった以前に比べ、全国的には自由化が進んでいる。事実、今年6月に日本高野連が発表した実態調査において選手の丸刈りを取り入れている学校は、18年の調査で76.8%だったが、約26.4%にとどまっている。そうしたなかで4強に進出した慶應(神奈川)と土浦日大(茨城)は“非坊主”で、仙台育英(宮城)と神村学園(鹿児島)は丸刈りとなっており、ネット上で注目を集めているのだ。

 話題を集める論争については、学生スポーツを熟知する人物も持論を述べている。青山学院大学陸上競技部長距離の原晋監督は、自身のX(旧ツイッター)で慶応のベスト4進出を取り上げた記事を引用。次のように疑問を呈した。

「スポーツマンらしく、高校生らしく、『らしく』ってなんでしょうかね!? 丸刈りはらしく? 時代は常に変化する。大人の考える らしく? 皆さんはどのように感じますか...!?」(原文ママ)

 この投稿にはフォロワーも続々と反応。「『らしく』って必要なのでしょうか」「髪型は本人の自由でいいと思う」「多様性を受け入れる時代かと思ってます」と同調する意見が相次いだ一方で、「監督さんの考え方ですね」「少し違和感があります」「丸刈りが正しいとか、丸刈りは時代遅れだから長髪がいいでもなく」「好きで丸刈りにする選手、髪を伸ばす選手がいて良いんです」と丸刈りを擁護するような声も少なくなかった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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