マンCは獲得噂を否定も…バルサと契約延長合意のメッシ、未だ正式なサインなし
2017年8月21日(月)13時29分 サッカーキング
フランスメディア『ヤフースポーツ』は「まだ噂に過ぎない」としながらも、マンチェスター・Cがメッシ獲得に向け、3億ユーロ(約385億円)ともいわれる高額な契約解除金を支払う準備をしていると報道。メッシ自身も最近になってインスタグラムでマンチェスター・Cのアカウントをフォローし始めたということからも、移籍が現実味を帯びているのではと見られていた。
マンチェスター・Cのオーナーを務めるシェイク・マンスール王子が「歴史的な契約をする」と語ったことから、さらに憶測を呼んでいたが、同クラブはメッシ獲得の噂を否定したと『エキスプレス』紙は伝えている。
一方で、メッシが未だ契約延長の書類に正式なサインをしていないことにも注目が集まっている。
下部組織時代からバルセロナ一筋でプレーしてきたメッシは、先月5日、クラブと2021年までの契約延長で合意に至ったことを発表。正式な書類へのサインは「近日中に」と発表されていたが、その後未だサインはされず。
大手メディア『ESPN』によれば、バルセロナのジョルディ・メストレ副会長は17日、「近日中にサインする。最終的な日程を調整しているだけで、合意はできている」と改めて強調。「リオネルの契約延長については、全て良い方向に進んでいる。これでもし延長に至らなかったら本当に驚くよ」と自信を見せたが、ネイマールの移籍の際も同会長は「200パーセント残留」と宣言したものの結局移籍が決まっただけに、ファンの間では今後の展開を心配する声が挙がっている。
また、バルセロナの元会長であるジョアン・ラポルタ氏は自身のツイッターで、現会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ氏について「メッシが楽しくプレーする姿を見たいなら、バルメトウが辞めるしかない」と痛烈批判。サポーターの中でもネイマールの移籍、レアル・マドリードとのスーペルコパ・デ・エスパーニャでの大敗などで、現会長への不満が高まっているようだ。
今夏は様々な試練に見舞われているバルセロナ。ファンは一刻も早くエースが正式にサインをしたニュースを聞いて、安心したいところだろう。