MotoGP:昨年優勝のドヴィツィオーゾ、シルバーストンは「難しいコース」。再舗装での変化に期待

2018年8月23日(木)15時56分 AUTOSPORT web

 MotoGP第12戦イギリスGPを前に、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソが意気込みを語った。


■アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGPクラスランキング4位)


 チェコGPで今シーズン2勝目を記録、オーストリアGPでは最後にトップ争いに加われなかったものの3位に入賞し、ランキング4位につけるドヴィツィオーゾ。


 シルバーストンの昨年のウイナーであり、ウエットレースの2015年に3位表彰台を獲得している。


「シルバーストンでも引き続き競争力があると思う。昨年は最高の戦略で優勝することができたし、このコースでは最速ではないにも関わらず、正しいポジションにいる」


「シルバーストンは、タイヤの消耗、特に前腕の上がりなど体力に対する要求、変わりやすい天候など、いくつかの理由で本当に難しいコースだ。それに加えて路面のコンディションも考慮しないとならない。再舗装されたことで、昨年までのような路面のバンプが解消しているといいね」


■ホルヘ・ロレンソ(MotoGPクラスランキング3位)


 前戦オーストリアGPで今シーズン3勝目をマーク、ランキング3位に浮上したロレンソ。シルバーストンではヤマハ時代の2012年と2013年に優勝、2014年に2位に入賞するなどロレンソが得意とするコース。


 ドゥカティ1年目の昨年は予選5番手から5位に入賞している。


「シーズンの中でも難しいレースだったが、ウイークを通じて重要な改善を続け優勝できたオーストリアの後、8月3レース目のグランプリを迎える。僕らはうまく行っているし、あらゆるコースで戦闘力がある」


「シルバーストンは大好きなコースで、いい思い出があるが、常に天候が重要なファクターとなる。できればドライで走りたい。でも、どんなコンディションでも、モータースポーツの伝統と多くのファンを持つイギリスでレースをすることはすばらしい」


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