どちらが勝っても初優勝、古豪・広陵VS新興・花咲徳栄を徹底比較

8月23日(水)11時36分 フルカウント

いよいよ決勝戦、今夏頂点に立つのは広陵か花咲徳栄か

 第99回全国高校野球選手権は広島県代表の広陵高校と埼玉県代表の花咲徳栄高校の対戦となった。どちらが勝っても、夏の甲子園初優勝だ。

 広陵高校は1896年設立の私立高校。戦前から全国屈指の強豪校として知られ、甲子園出場は、広陵中等学校時代の1923年、第9回全国中等学校優勝野球大会への出場を手始めに、夏22回、春23回を数える。

 春の甲子園(選抜大会)に強く、これまで1926年、1991年、2003年と3回優勝。準優勝も1927年、1929年、1935年と3回を数える。夏は1927年、1967年、2007年と3回準優勝しているが、まだ深紅の優勝旗を持ち帰ったことはない。

 甲子園での通算勝利数は春が37勝20敗、これは歴代6位。夏が34勝21敗で歴代11位。広島県では広島商業高校と並ぶ強豪高校。両校は定期戦を行うなど、ライバルとして互いに切磋琢磨してきた。

 卒業生にも、田部武雄、岩本義行、白石勝巳と3人の野球殿堂入り選手がいるほか、1000本安打以上の打者は、現阪神監督の金本知憲(2539安打)、二岡智宏(1314安打)、福富邦夫(1078安打)と3人いる。ただし圧倒的に打者が多く、投手では88勝の佐伯和司が1位、2位は83勝の福原忍。現役にも広陵高校OBは15人。これは横浜高校の17人に次ぐ2位だ。地元球団の広島に5人が在籍している。

新井良太(阪神)
白濱裕太(広島)
西村健太朗(巨人)
上本博紀(阪神)
藤川俊介(阪神)
吉川光夫(巨人)
野村祐輔(広島)
土生翔平(広島)
小林誠司(巨人)
中田廉(広島)
上本崇司(広島)
有原航平(日ハム)
上原健太(日ハム)
吉持亮汰(楽天)
佐野恵太(DeNA)

ここまで8強が最高だった花咲徳栄

 花咲徳栄高校は、1982年創立の私立高校。2001年の夏の甲子園に初出場し、以後、夏5回、春4回出場と甲子園の常連校になる。夏は10勝4敗、春は3勝4敗。これまでの最高は春が2003年の準々決勝(ベスト8)、夏も2015年の準々決勝だった。

 現在のプロ野球には11位タイの6人が在籍しており、若手の有望株が多い。

根元俊一(ロッテ)
阿部俊人(楽天)
若月健矢(オリックス)
大滝愛斗(西武)
高橋昂也(広島)
岡崎大輔(オリックス)

 広島県勢としては、夏の甲子園は12回目の決勝進出。過去の決勝戦の戦績は7勝4敗、広陵が優勝すれば、広島商、呉港中(旧制)に続く3校目となる。なお春の甲子園は11回決勝に進出し、広陵が3回、広島商、崇徳が各1回優勝している。

 埼玉県勢は、夏の甲子園は3回目の決勝進出。1951年は熊谷が京都・平安に敗退、1993年は春日部共栄が兵庫・育英に敗退。花咲徳栄が優勝すれば、埼玉県勢としても初優勝になる。

 春の甲子園は、埼玉県勢は4回決勝に進出し、1968年に大宮工、2013年に浦和学院が優勝している。なお、1968年の大宮工の決勝の相手は広島県の尾道商だった。春夏の甲子園の決勝で広島県勢と埼玉県勢が当たるのは、これに次いで2度目。古豪広陵と、新興の花咲徳栄、栄冠はどちらの高校に輝くだろうか。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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