川崎がホームで3発先勝! 初のACL4強入りへ前進…浦和もアウェイで1点を返す

2017年8月23日(水)20時50分 サッカーキング

ACL準々決勝ファーストレグで川崎と浦和が対戦した [写真]=Getty Images

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017準々決勝ファーストレグが23日に行われ、川崎フロンターレと浦和レッズが対戦した。

 ラウンド16でムアントン・ユナイテッド(タイ)を下した川崎と、済州ユナイテッド(韓国)を撃破した浦和による注目の日本勢対決。ファーストレグは川崎のホーム・等々力陸上競技場で行われた。

 川崎は大島僚太中村憲剛小林悠、阿部浩之といった面々が順当にスタメン入り。ここ数試合で調子を上げてきている家長昭博もスタメンに名を連ねている。クラブ史上初のACLベスト4進出へ、まずはホームで先勝したいところだ。

 対する浦和は最終ラインに新加入のマウリシオが入り、遠藤航、槙野智章と3バックを形成。中盤では阿部勇樹や矢島慎也らがスタメン入りした。なお、柏木陽介は当初スタメンに入っていたが、試合前のウォーミングアップ中に負傷。青木拓矢が代わりに先発出場している。

 序盤は両チームともに慎重な入りを見せ、なかなかチャンスシーンは訪れない。ファーストシュートは22分。川崎は左サイドからクロスを受けた小林が反転からシュートを放つが、ここは浦和DFがブロックした。26分にも川崎は小林がミドルシュートで浦和ゴールを脅かし、徐々に攻撃で流れを作り始める。

 試合が動いたのは33分だった。川崎は中村が左サイドからPA内に侵入すると、ラストパスを小林が冷静に流し込んで先制に成功する。小林は今大会5ゴール目。前半は川崎が1点リードで折り返した。

 後半も先手を取ったのは川崎だった。50分、エドゥアルド・ネットのスルーパスに抜け出した小林がシュート。浦和GK西川周作が弾いたところをエウシーニョがジャンピングボレーで決め、リードを2点に広げた。

 2点ビハインドとなった浦和も76分、青木拓矢のスルーパスに反応した武藤雄樹が落ち着いて沈めてゴール。貴重なアウェイゴールをゲットした。

 嫌なムードが漂う川崎だが、再びエースが流れを引き戻す。85分、家長が左サイドからPA内に侵入すると、クロスを小林がヘディングで決めてチームに3点目をもたらした。

 試合はこのまま終了のホイッスル。川崎が3−1で浦和を下し、準決勝進出に前進した。

 セカンドレグは9月13日に浦和のホーム・埼玉スタジアム2002で行われる。

【スコア】
川崎フロンターレ 3−1 浦和レッズ

【得点者】
1−0 33分 小林悠(川崎フロンターレ)
2−0 50分 エウシーニョ(川崎フロンターレ)
2−1 76分 武藤雄樹(浦和レッズ)
3−1 85分 小林悠(川崎フロンターレ)

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