イングランド女子代表、歴代最多得点のホワイトが現役引退…EURO優勝を置き土産に

2022年8月23日(火)1時8分 サッカーキング

英女子代表FWホワイトが現役引退 [写真]=Getty Images

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 イングランド女子代表FWエレン・ホワイトが現役を引退した。所属するマンチェスター・Cなどが22日に発表した。

 現在33歳のホワイトは、アーセナルの下部組織出身。16歳でチェルシーに移籍すると、すぐに頭角を現して得点を量産。2008年に加入したリーズでは十字じん帯断裂の大けがも経験したが、2010年のリーグカップ優勝に貢献した。

 2010年夏にアーセナルへ復帰すると、2度のリーグ優勝、2度のFWカップ優勝、3度のリーグ杯優勝に貢献。その後はノッツ・カウンティやバーミンガムでもプレーし、バーミンガム時代の2017−18シーズンには14試合15得点でリーグ得点王に輝いた。2019年夏からマンチェスター・Cに所属。2019−20シーズンにFA杯、2021−22シーズンにリーグ杯を制した。

 イングランド女子代表では各世代別チームで活躍し、2010年3月のオーストリア代表戦でA代表デビュー。同試合で初得点も挙げた。通算113キャップを数え、女子で歴代最多となる52ゴールを記録した。

 FIFAワールドカップとEUROには3度ずつ出場し、今夏に自国で行われたEURO2022を制して代表キャリア初のメジャータイトルを獲得した。また、イギリス女子代表として2012年のロンドン五輪と2021年の東京五輪にも参加した。ちなみに、日本女子代表戦では通算5得点を記録したが、結果的に代表で最も多くゴールを挙げた対戦相手がなでしこジャパンとなった。

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