浦本修充、SBK初参戦で16位完走「とても有意義な週末でした」/SBK第7戦ナバラ

2021年8月24日(火)15時2分 AUTOSPORT web

 8月20日〜22日、スペインのナバラ・サーキットでSBK第7戦ナバラが開催された。今大会、ワイルドカードとしてJEG Racingから参戦した浦本修充はレース1が16位、レース2はリタイアという結果に終わった。


 浦本は全日本ロードレース選手権でGP125、J-GP3、ST600などを経験して、2016年にJ-GP2クラスでチャンピオンを獲得。2017年は最高峰のJSB1000クラスに参戦する傍ら、スペインスーパーバイク選手権(ESBK)にワイルドカード参戦で3戦出場し、2018年からはESBKにフル参戦している。


 ESBKでは、2020年に初めての優勝を経験して、2勝をマーク。今季はこれまで行われた4戦8レース中、第2戦ナバラのレース1と第3戦アラゴンのレース2で3位表彰台を獲得し、現在ランキング6位につけている。

SBKに初めて参戦した浦本修充(JEG Racing)/2021SBK第7戦ナバラ


 今回の参戦は浦本がESBKでフル参戦しているスペインのチーム、JEG Racingからのワイルドカード参戦となり、マシンはESBKで自身が乗っているスズキGSX-R1000、タイヤはワンメイクのピレリを使用した。


 浦本にとって今大会はSBK初参戦であり、同時に2015年限りでSBK参戦を停止しているスズキにとっても、ブラッドリー・レイとジーノ・レイがワイルドカードで出場した2018年第6戦イギリス以来の参戦となった。


 浦本は初日FP1、FP2、2日目のFP3をすべて20番手で終える。そして土曜日のスーパーポールでは自己ベストを更新する走りを見せて20番グリッドを獲得し、レースは7列目からのスタートとなった。


 レース1で、オープニングラップを19番手で終えた浦本は、ミスで一時最後尾までポジションを落とすも、その後は順調に周回を重ねていく。


 8周目にはポイント圏内の15番手まで順位を上げ、15位争いを展開。13周目に一度ポイント圏外の16番手に落ちるものの、17周目にまた順位を回復して15番手を維持した。


 しかし最終ラップの最終コーナーで後続のクリストフ・ポンソン(Gil Motor Sport-Yamaha)に抜かれ、順位をひとつ下げて16位でゴール。惜しくもポイント獲得とはならなかった。

SBKに初めて参戦した浦本修充(JEG Racing)/2021SBK第7戦ナバラ


 フロントタイヤを変えて挑んだ日曜午前のスーパーポール・レースでは、20番グリッドからひとつポジションを上げて19位でフィニッシュした。


 レース2ではスタートから順位を少しずつ上げていき、レース1と同じ16番手を走行。しかし8周目にマシントラブルが発生しピットイン、そのままリタイアとなってしまった。


 SBK初参戦となったこのレースに対し、浦本は「とても有意義な週末でした。わかっていた事ですが、あれだけレギュラー勢に差をつけられると悔しいですが、それもいい経験になりました。この機会を与えてくれたチームには感謝しています」と話している。


 この翌週の8月26日〜29日、浦本の本番となるESBK第5戦がここナバラで開催される。

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