あれ、ここは日本ツアー? “聖地”で河本結、佐久間朱莉が日本人同士のペアリング

2024年8月25日(日)11時45分 ALBA Net

河本結(右)と佐久間朱莉が同組でプレー(撮影:福田文平)

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<AIG女子オープン 3日目◇24日◇セント・アンドリュース・オールドC(スコットランド)◇6784ヤード・パー72>

セント・アンドリュースに『ここは日本ツアー?』と思うような光景があった。ムービングサタデーに河本結と佐久間朱莉が2サムで同組になり、日本人同士のペアリングが実現した。異国の地での同組プレーに両選手はどう感じたのか。


3バーディ・4ボギーの「73」で回り、トータル2オーバー・34位タイで終えた河本は、「上がりが最悪だったので、悔しいです」と振り返る。前半を1アンダーで折り返したが、後半は右からの強い風を受けるホールがありながらもパーを並べ、初のアンダーパーフィニッシュも見えた矢先、17番から痛恨の連続ボギーを喫した。

日本人同士のペアリングについては「ある意味、“普通のラウンド”ができるじゃないですか。いつも通りできるからラッキーだと思いました」と、よく知る相手とのラウンドはプラスに働いたようだ。最終日はヌリア・イトゥリオス(スペイン)と同組。「ここに来れたことは幸せに感じていますし、もっともっとレベルアップしていきたい」。 “聖地”でのプレーを嚙みしめながら 、残り18ホールへの戦いへと挑む。

佐久間は2バーディ・4ボギーの「74」として、トータル3オーバー・43位タイに後退。前半で1つ伸ばすも、後半は「ボギー列車に乗っちゃったので、これからどうなるんだろうっていう感じでした」と11番から3連続ボギー。15番でも1つ落とす、苦しい時間が続いた。それでも最終18番をバーディ締め。「最後は気持ちよく終われたので、あすへ繋げられるようにしたいです」と笑顔を見せた。

先輩・河本とのラウンドには「最初からすごく楽しかった。英語ができないので、ある意味、気を遣わずにプレーできた」と破顔。スコットランドで日本人選手とプレーできることは、心強かったのかもしれない。

初めての海外メジャー出場で予選通過を果たし、ここまで善戦を見せている佐久間。「セント・アンドリュースでの大会が、何年後にあるのか分からない。最後だと思って楽しんで、一打でもいいスコアで上がれたらなと思います」と意気込んだ。(文・齊藤啓介)


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