中国GP、長期開催契約に向け概ね合意。2018年F1カレンダー、確定に近づく

2017年8月25日(金)12時26分 AUTOSPORT web

 F1中国GPの2018年シーズン以降に関する新たな開催契約が、数週間のうちに締結される見通しになった。


 6月にリリースされた2018年F1暫定カレンダーでは、中国GPとシンガポールGPに関しては「商業権保有者の確認を条件とする」との但し書きが付されており、プロモーターとF1オーナーのリバティ・メディアとの間で交渉が続けられてきた。


 しかし今週、F1の商業担当取締役であるショーン・ブラッチスは、中国GPについては近いうちに長期契約を正式に結べる見込みであると発言した。


「我々は現地のプロモーターのジュス・イベント社と緊密に交渉してきており、概ね合意に達している」とブラッチスは上海で述べた。


「来月の終わりまでに完全に契約が締結されるのではないかと予想している」


「来年は、スケジュールが発表される際には、上海に関しては暫定ということはもうない。なぜなら我々は長期間の契約を締結するからだ」とブラッチスは付け加えた。


 ブラッチスはまた、ファンとスポンサーにとっての利便性を向上させる取り組みの一環として、来年のレーススケジュールは可能な限り早く発表したいと述べた。


 上海インターナショナルサーキットを舞台とする中国GPは、2004年に初めて開催され、今年4月に14回目を迎えた。2018年の暫定カレンダーでは第2戦として記載され、4月8日の開催が予定されている。


 一方、シンガポールはF1との合意にまだ至っていないが、現地プロモーターであるコリン・シンによると、2018年とそれ以降のF1開催について新契約が近々締結されるということだ。


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