「生まれ変わったミナミノ」好スタートの南野拓実をリーグ・アン公式も高評価!新シーズンのパフォーマンスへ大きな期待も

2023年8月25日(金)19時26分 ココカラネクスト

リーグ・アン公式は「モナコの成功の中心となりそうな気配はすでにある」とも記している(C)Getty Images

 欧州各国でサッカー新シーズンが開幕を迎え、今季も日本人プレーヤーが輝きを放っている。その中で、リーグ・アン、モナコの南野拓実も順調なスタートを切った。

 初戦から2試合連続でスタメンに名を連ね、ここまで2ゴール2アシストの活躍でチームの連勝に貢献している。第2節のストラスブール戦では2得点、さらにこの試合でもアシストを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。

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 わずか2試合とはいえ、モナコ在籍2シーズン目、開幕からの快心のパフォーマンスによって、注目度が高まり続けている南野。リーグ・アン公式サイトでは、現地時間8月24日(日本時間25日)「生まれ変わったモナコのタクミ・ミナミノ」と銘打った特集記事を配信しており、不本意なシーズンとなった昨季を振り返りながら、今シーズンのプレーを称え、また本人のコメントなども紹介している。

 同サイトは、前所属のリバプールから移籍した際は期待が大きかったものの「リーグ・アンでの最初のシーズンはあまり力を発揮できなかった」とわずか1ゴールに終わった昨季を評した。その上でクラブのみならず、代表活動でも低迷したとして「かつてはサムライ・ブルーの攻撃の要であった彼は、ワールドカップを前に先発イレブンの座を失った」と指摘している。

 その上で「自分にとっては難しいシーズンだったと思うが、常に自分を信じていた」と南野が語ったコメントを紹介し、さらに「クラブも彼を信じ続けた。リーグ・アン開幕2連戦での彼のプレーは、その期待が確かな根拠があるものだったことを証明している」として、今季のここまでのプレーを称賛。

 他にも、かつてRBザルツブルク時代での指揮官、アドルフ・ヒュッター監督が今季よりモナコを率いている点にも触れており「ミナミノの復調にとって、このコンビの新たな協力関係は些細なことではない」と綴っている。

 加えて「シーズンはまだ始まったばかりだが、生まれ変わったミナミノが今シーズン、モナコの成功の中心となりそうな気配はすでにある」として、今後への大きな期待を示しながらトピックは結ばれている。

 リーグ公式サイトも「生まれ変わった」と関心を寄せるなど、前節までの2試合で強烈なインパクトを残したことは明らか。そして、苦境に立たされながらも自らを信じ続け、自信を取り戻した南野の姿には、多くのファンからの視線もさらに熱を帯びていくことになるだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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