元FC東京・水多海斗が2ゴール!マインツのトップチームDFから称賛も

2022年8月25日(木)11時40分 FOOTBALL TRIBE

マインツ 写真:Getty Images

 FC東京下部組織出身でFCVマインツU23に所属するMF水多海斗(22)が今月20日、ドイツ4部リーグで2ゴールをマーク。自身のツイッターアカウントで喜びを爆発させている。


 FSVマインツのU23チームでプレーしている水多海斗は今年7月、トップチームのプレシーズントレーニングに参加。練習でアピールすると、先月15日の練習試合・ベシクタシュ戦で後半45分間プレー。トップチームでのデビューを果たしたが、ブンデスリーガ開幕後のトップチーム帯同とはならかった。


 それでもマインツの主力センターバックであるDFシュテファン・ベル(30)は先月15日、ドイツ・マインツの地元紙『Allgemeine Zeitung』のインタビューで「ここ2週間は、ミズタが良かった。(練習で)彼の動きは目立っていたし、本当に素晴らしいね」と絶賛。水多海斗はトップチームの選手から高い評価を受ける中、今月からドイツ4部リーグでのシーズンに臨んでいる。


 そんな水多海斗は開幕から2試合つづけてフル出場すると、20日のリーグ戦でも「3-4-1-2」のトップ下で先発出場。0-1で迎えた63分、味方選手の獲得したPKをゴールマウス左隅に決めると、73分には相手選手の背後をつくスルーパスに反応。パスを受けてペナルティエリアに侵入し、ゴールキーパーと1対1の局面で落ち着いて流し込み、勝ち越しゴールを奪取。FSVマインツは同選手の2ゴールもあり、3-1で勝利した。


 すると選手本人は23日、自身のツイッターアカウントを更新。自身のゴールシーンをアップした上で「2goals and win I feel so good 2得点で3:1勝ち、そして2連勝! もっともっと積み上げていく」と投稿するなど、充実感を覗かせている。


 なお水多海斗はFC東京U15や前橋育英高校をへて、2019年に海外挑戦。ドイツ4部のSV19シュトラーレンで結果を残すと、昨年5月にマインツへ完全移籍。2024年6月までのプロ契約を結んでいた。


 また昨年8月15日のブンデスリーガ開幕節・RBライプツィヒ戦でいきなりベンチ入りしたことで話題を呼んでいたが、2021/22シーズンはU23チームの一員としてドイツ4部でプレー。右サイドでレギュラーに定着すると、リーグ戦32試合の先発出場で5ゴール7アシストと結果を残していた。

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