ノイアーはGKとしてCL史上3人目…ビッグイヤーを掲げたキャプテンたち
2020年8月25日(火)7時34分 サッカーキング
2019−20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)は、バイエルンの優勝で幕を閉じた。
最初にビッグイヤー(CL優勝トロフィー)を掲げる栄誉を得たのは、キャプテンを務めるマヌエル・ノイアー。1992−93シーズンに「チャンピオンズリーグ」と名称を変更してからは、元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル(マンチェスター・U/1999年)、2014年のスペイン代表GKイケル・カシージャス(レアル・マドリード/2014年)に次いで、CL優勝チームでキャプテンを務めた史上3人目のGKとなった。
そこで今回は、過去20年間のCLでビッグイヤーを掲げたキャプテンたちを紹介する。
▼2018−19シーズン
ジョーダン・ヘンダーソン(リヴァプール/イングランド代表)
トッテナムとのイングランド勢対決を制し、14年ぶりに欧州王者に返り咲いたリヴァプール。ビッグイヤーを掲げたのは、スティーヴン・ジェラードからキャプテンマークを引き継いだヘンダーソンだった。
▼2015−16/16ー17/17−18シーズン
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/スペイン代表)
2016年からCL3連覇という偉業を成し遂げたレアル・マドリード。セルヒオ・ラモスにとっては、キャプテン就任1年目から3年連続での欧州制覇となった。2016年の決勝ではマン・オブ・ザ・マッチにも輝いている。
▼2014−15シーズン
シャビ・エルナンデス(バルセロナ/元スペイン代表)
“ベルリン決戦”でユヴェントスを下したバルセロナが、史上2度目の3冠を達成。ビッグイヤーを掲げたのは、この試合がバルサでのラストマッチとなったシャビだった。
▼2013−14シーズン
イケル・カシージャス(レアル・マドリード/元スペイン代表)
アトレティコとの“マドリード・ダービー”を制し、クラブ史上10度目の欧州制覇を果たしたレアル・マドリード。12年前の優勝を知る唯一の選手だったイケル・カシージャスが、キャプテンとして初めてビッグイヤーを掲げた。
▼2012−13シーズン
フィリップ・ラーム(バイエルン/元ドイツ代表)
ドルトムントとのドイツ勢対決を制し、バイエルンがクラブ初の3冠を達成。キャプテンとしてビッグイヤーを掲げたラームは、翌年のワールドカップでもキャプテンとして優勝を飾っている。
▼2011−12シーズン
フランク・ランパード(チェルシー/元イングランド代表)
2012年の欧州王者は、2度目のCL決勝で悲願の優勝を果たしたチェルシー。PK戦の末にバイエルンを下し、現指揮官のランパードがトロフィーを掲げた。
▼2010−11シーズン
エリック・アビダル(バルセロナ/元フランス代表)
2009年以来、4度目のCL優勝を果たしたバルセロナ。最初にビッグイヤーを掲げたのは、肝腫瘍から復帰したアビダルだった。本来のキャプテンであるカルレス・プジョルは、アビダルにキャプテンマークを手渡し、ビッグイヤーの受け取り役を譲ったのだ。その振る舞いは世界中で絶賛された。
▼2009−10シーズン
ハビエル・サネッティ(インテル/元アルゼンチン代表)
バイエルンを2−0で下したインテルが1965年以来の欧州王者に輝き、クラブ初の3冠を達成。ビッグイヤーを掲げたサネッティは、この試合がインテルでの記念すべき公式戦700試合目だった。
▼2008−09シーズン
カルレス・プジョル(バルセロナ/元スペイン代表)
2008−09シーズンの欧州王者に輝いたのはバルセロナ。ジョゼップ・グアルディオラ体制1年目でクラブ史上初の3冠を達成し、プジョルがビッグイヤーを掲げた。
▼2007−08シーズン
リオ・ファーディナンド(マンチェスター・U/元イングランド代表)
モスクワで行われた2007−08シーズンのCL決勝は、PK戦までもつれ込む激闘を制したマンチェスター・Uがチェルシーを下して優勝。この試合でゲームキャプテンを務めたリオ・ファーディナンドが、ライアン・ギグスとともにビッグイヤーを掲げた。
▼2006−07シーズン
パオロ・マルディーニ(ミラン/元イタリア代表)
2004−05シーズンと同じミラン対リヴァプールの対戦となったCL決勝は、ミランが2−1で勝利して、雪辱を果たした。キャプテンのマルディーニにとっては、通算5度目の優勝となった。
▼2005−06シーズン
カルレス・プジョル(バルセロナ/元スペイン代表)
アーセナルとの決勝を制したバルセロナが、14年ぶりの欧州王者に。ビッグイヤーを掲げたのは、キャプテン就任2年目だったプジョルだった。
▼2004−05シーズン
スティーヴン・ジェラード(リヴァプール/元イングランド代表)
「イスタンブールの奇跡」として知られる2004−05シーズンのCL決勝。リヴァプールが0−3からの大逆転でミランを下し、キャプテンのジェラードがトロフィーを掲げた。
▼2003−04シーズン
ジョルジュ・コスタ(ポルト/元ポルトガル代表)
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるポルトとディディエ・デシャン監督率いるモナコが激突した2003−04シーズンのCL決勝は、ポルトが3−0と快勝。ビッグイヤーを掲げたのは、ポルトガルの名将が「リーダー」と認めたジョルジュ・コスタだった。
▼2002−03シーズン
パオロ・マルディーニ(ミラン/元イタリア代表)
CL決勝でユヴェントスとのイタリア勢対決を制したのはミラン。マルディーニにとっては通算4度目、キャプテン就任後では初のビッグイヤー獲得となった。
▼2001−02シーズン
フェルナンド・イエロ(レアル・マドリード/元スペイン代表)
「CL史上最も美しい」と言われるジネディーヌ・ジダンのボレーシュートが決勝点となり、レアルが2−1でレヴァークーゼンに勝利。2年前にもCL優勝を味わっていたイエロが、キャプテンとして初めてビッグイヤーを掲げた。
▼2000−01シーズン
シュテファン・エッフェンベルク(バイエルン/元ドイツ代表)
2年連続でCL決勝に勝ち進んだバレンシアをPK戦の末に下し、バイエルンが25年ぶりの欧州王者に輝いた。ビッグイヤーを掲げたのは、2年前に「カンプ・ノウの悲劇」を経験していたエッフェンベルクだった。
▼1999−00シーズン
マノロ・サンチス(レアル・マドリード/元スペイン代表)
レアル・マドリードとバレンシアのスペイン勢対決となった2000年のCL決勝。元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテスの先制点などでレアルが3−0と快勝した。ゲームキャプテンは元アルゼンチン代表MFフェルナンド・レドンドが務めたが、トロフィーを掲げたのはチームキャプテンのマノロ・サンチスだった。
(記事/Footmedia)
最初にビッグイヤー(CL優勝トロフィー)を掲げる栄誉を得たのは、キャプテンを務めるマヌエル・ノイアー。1992−93シーズンに「チャンピオンズリーグ」と名称を変更してからは、元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル(マンチェスター・U/1999年)、2014年のスペイン代表GKイケル・カシージャス(レアル・マドリード/2014年)に次いで、CL優勝チームでキャプテンを務めた史上3人目のGKとなった。
そこで今回は、過去20年間のCLでビッグイヤーを掲げたキャプテンたちを紹介する。
▼2018−19シーズン
ジョーダン・ヘンダーソン(リヴァプール/イングランド代表)
トッテナムとのイングランド勢対決を制し、14年ぶりに欧州王者に返り咲いたリヴァプール。ビッグイヤーを掲げたのは、スティーヴン・ジェラードからキャプテンマークを引き継いだヘンダーソンだった。
▼2015−16/16ー17/17−18シーズン
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード/スペイン代表)
2016年からCL3連覇という偉業を成し遂げたレアル・マドリード。セルヒオ・ラモスにとっては、キャプテン就任1年目から3年連続での欧州制覇となった。2016年の決勝ではマン・オブ・ザ・マッチにも輝いている。
▼2014−15シーズン
シャビ・エルナンデス(バルセロナ/元スペイン代表)
“ベルリン決戦”でユヴェントスを下したバルセロナが、史上2度目の3冠を達成。ビッグイヤーを掲げたのは、この試合がバルサでのラストマッチとなったシャビだった。
▼2013−14シーズン
イケル・カシージャス(レアル・マドリード/元スペイン代表)
アトレティコとの“マドリード・ダービー”を制し、クラブ史上10度目の欧州制覇を果たしたレアル・マドリード。12年前の優勝を知る唯一の選手だったイケル・カシージャスが、キャプテンとして初めてビッグイヤーを掲げた。
▼2012−13シーズン
フィリップ・ラーム(バイエルン/元ドイツ代表)
ドルトムントとのドイツ勢対決を制し、バイエルンがクラブ初の3冠を達成。キャプテンとしてビッグイヤーを掲げたラームは、翌年のワールドカップでもキャプテンとして優勝を飾っている。
▼2011−12シーズン
フランク・ランパード(チェルシー/元イングランド代表)
2012年の欧州王者は、2度目のCL決勝で悲願の優勝を果たしたチェルシー。PK戦の末にバイエルンを下し、現指揮官のランパードがトロフィーを掲げた。
▼2010−11シーズン
エリック・アビダル(バルセロナ/元フランス代表)
2009年以来、4度目のCL優勝を果たしたバルセロナ。最初にビッグイヤーを掲げたのは、肝腫瘍から復帰したアビダルだった。本来のキャプテンであるカルレス・プジョルは、アビダルにキャプテンマークを手渡し、ビッグイヤーの受け取り役を譲ったのだ。その振る舞いは世界中で絶賛された。
▼2009−10シーズン
ハビエル・サネッティ(インテル/元アルゼンチン代表)
バイエルンを2−0で下したインテルが1965年以来の欧州王者に輝き、クラブ初の3冠を達成。ビッグイヤーを掲げたサネッティは、この試合がインテルでの記念すべき公式戦700試合目だった。
▼2008−09シーズン
カルレス・プジョル(バルセロナ/元スペイン代表)
2008−09シーズンの欧州王者に輝いたのはバルセロナ。ジョゼップ・グアルディオラ体制1年目でクラブ史上初の3冠を達成し、プジョルがビッグイヤーを掲げた。
▼2007−08シーズン
リオ・ファーディナンド(マンチェスター・U/元イングランド代表)
モスクワで行われた2007−08シーズンのCL決勝は、PK戦までもつれ込む激闘を制したマンチェスター・Uがチェルシーを下して優勝。この試合でゲームキャプテンを務めたリオ・ファーディナンドが、ライアン・ギグスとともにビッグイヤーを掲げた。
▼2006−07シーズン
パオロ・マルディーニ(ミラン/元イタリア代表)
2004−05シーズンと同じミラン対リヴァプールの対戦となったCL決勝は、ミランが2−1で勝利して、雪辱を果たした。キャプテンのマルディーニにとっては、通算5度目の優勝となった。
▼2005−06シーズン
カルレス・プジョル(バルセロナ/元スペイン代表)
アーセナルとの決勝を制したバルセロナが、14年ぶりの欧州王者に。ビッグイヤーを掲げたのは、キャプテン就任2年目だったプジョルだった。
▼2004−05シーズン
スティーヴン・ジェラード(リヴァプール/元イングランド代表)
「イスタンブールの奇跡」として知られる2004−05シーズンのCL決勝。リヴァプールが0−3からの大逆転でミランを下し、キャプテンのジェラードがトロフィーを掲げた。
▼2003−04シーズン
ジョルジュ・コスタ(ポルト/元ポルトガル代表)
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるポルトとディディエ・デシャン監督率いるモナコが激突した2003−04シーズンのCL決勝は、ポルトが3−0と快勝。ビッグイヤーを掲げたのは、ポルトガルの名将が「リーダー」と認めたジョルジュ・コスタだった。
▼2002−03シーズン
パオロ・マルディーニ(ミラン/元イタリア代表)
CL決勝でユヴェントスとのイタリア勢対決を制したのはミラン。マルディーニにとっては通算4度目、キャプテン就任後では初のビッグイヤー獲得となった。
▼2001−02シーズン
フェルナンド・イエロ(レアル・マドリード/元スペイン代表)
「CL史上最も美しい」と言われるジネディーヌ・ジダンのボレーシュートが決勝点となり、レアルが2−1でレヴァークーゼンに勝利。2年前にもCL優勝を味わっていたイエロが、キャプテンとして初めてビッグイヤーを掲げた。
▼2000−01シーズン
シュテファン・エッフェンベルク(バイエルン/元ドイツ代表)
2年連続でCL決勝に勝ち進んだバレンシアをPK戦の末に下し、バイエルンが25年ぶりの欧州王者に輝いた。ビッグイヤーを掲げたのは、2年前に「カンプ・ノウの悲劇」を経験していたエッフェンベルクだった。
▼1999−00シーズン
マノロ・サンチス(レアル・マドリード/元スペイン代表)
レアル・マドリードとバレンシアのスペイン勢対決となった2000年のCL決勝。元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテスの先制点などでレアルが3−0と快勝した。ゲームキャプテンは元アルゼンチン代表MFフェルナンド・レドンドが務めたが、トロフィーを掲げたのはチームキャプテンのマノロ・サンチスだった。
(記事/Footmedia)