鈴鹿10時間:888号車メルセデスが首位をキープ。上位は僅差の争い

2018年8月26日(日)15時38分 AUTOSPORT web

 第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レースは8月26日午前10時のスタートから半分となる5時間が経過した。トップはメルセデスメルセデスAMG・チーム・グループMレーシングの888号車メルセデスAMG GT3がキープ。上位17台が同一周回の戦いが展開されている。


 今季からGT3カーの“世界一決定戦”として新たな10時間レースとして開催されている鈴鹿10時間。序盤から僅差の戦いが展開されており、ピットインのタイミングで順位の変動はあるものの、上位陣は僅差のなかでラファエル・マルチェッロ/マーロ・エンゲル/トリスタン・ボーティエ組888号車メルセデスAMG GT3が首位に立ち始めた。


 途中、ペナルティによる順位後退もあったものの、好ペースで追い上げていたD’station Racingの藤井誠暢/スヴェン・ミューラー/アール・バンバー組7号車ポルシェが、オイルプレッシャー低下によるエンジントラブルによりリタイアを喫する。


 また、開始から2時間54分というところでは、カム・レドガーがドライブしていたガレージ59のマクラーレン650S GT3が、130R入口でベントレ・コンチネンタルGT3と接触。イン側のガードレールに激しくヒットしてしまった。


 レドガーは自力でマシンから下りたものの、これによりフルコースイエロー、さらにセーフティカー導入となり、上位陣が築いたマージンはいったんリセットされることになった。


 ただ、888号車メルセデスは好ペースでリードを築いており、これにメルセデスAMG・チーム・ストラッカ・レーシングの43号車が続く展開。ただその後方は僅差で、66号車、6号車という2台のアウディ、07号車ベントレー、予選3番手スタートの27号車フェラーリ、序盤からレースを盛り上げているプロ-アマクラス首位の75号車メルセデスが続いている。


 やや遅れて日本勢の最上位となる8番手につけているのは、メルセデスメルセデスAMG・チーム・グッドスマイルの谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組00号車。僅差で08号車ベントレー、そしてKCMGの018号車ニッサンGT-RニスモGT3が続いている。


 日本勢では、序盤上位を争っていたAudi Team Hitotsuyamaのアウディは、開始4時間過ぎに日立オートモティブシステムズシケイン立ち上がりでスピンしたこともあり、ややポジションを落とし15番手。また、複数の日本チームにピット作業違反のペナルティが出ている。


 なお、このレースでは1時間ごとの首位の車両に10万円の賞金が出るが、これまでの5時間は下記のマシンが獲得している。


1時間:75 サンエナジー1・レーシング
2時間:75 サンエナジー1・レーシング
3時間:888 メルセデスメルセデスAMG・チーム・グループMレーシング
4時間:911 マンタイ・レーシング
5時間:07 ベントレー・チームMスポーツ


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