2023年F1日本GPは航空自衛隊中部航空音楽隊演奏のもと、森田早貴3等空曹が国歌独唱。ブルーインパルス展示飛行も
2023年8月26日(土)8時55分 AUTOSPORT web
8月25日、鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドは、9月22〜24日に同サーキットで開催される2023年F1日本GP決勝スタート前の国歌独唱について、今年は航空自衛隊中部航空音楽隊演奏のもと、航空自衛隊航空中央音楽隊ヴォーカリスト兼ピアニストの森田早貴3等空曹が務めることを発表した。
2023年F1シーズンの第17戦として行われる『2023 FIA F1世界選手権シリーズ Lenovo 日本グランプリレース』。すでに7月にはイベント情報が公開され、今年もトークショーや前夜祭が行われることが明らかになっている。
そんなF1日本GPだが、決勝スタート前セレモニー中に行われる国歌独唱について、今年は航空自衛隊中部航空音楽隊演奏のもと、航空自衛隊航空中央音楽隊ヴォーカリスト兼ピアニストの森田3等空曹が担当することが明らかになった。
森田3等空曹は、幼少期よりヤマハ音楽教室にて、ピアノ、エレクトーン、作曲を学ぶと、愛知県立明和高等学校音楽科を経て、愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻を卒業。平成29年に航空自衛隊に入隊すると航空中央音楽隊へ配属され、全国各地での演奏会や国家行事および国際的イベントで演奏するとともに、海外活動ではドイツ国際軍楽祭、オランダ国際軍楽祭、フランス・アルベールビル国際軍楽祭、日本・ベトナム防衛交流での演奏経験を持つ。
そして演奏を行う中部航空音楽隊は、昭和51年の創設以来、静岡県の航空自衛隊浜松基地を拠点とし、おもに東北南部から関西地方までの1都2府23県という自衛隊の方面音楽隊として、最も広いエリアにおいて演奏活動を行っている部隊だ。
国歌独唱は決勝スタート前セレモニー中の13時46分〜48ごろが予定されている。なお、国歌独唱の前となる13時20〜45分には、航空自衛隊松島基地の第4航空団に所属するアクロバット飛行チーム『ブルーインパルス』の展示飛行も予定されている。2023年のF1日本GP決勝は9月24日(日)14時にスタートが切られるが、レース前セレモニーも週末の大きな楽しみとなるだろう。
2023年F1日本GPのイベント情報については、鈴鹿サーキットの公式ホームページ(https://www.suzukacircuit.jp/f1/event/index.html)を確認してほしい。