「とんでもない選手だ」大谷翔平、電光掲示板破壊! 驚異の打球に敵実況もタジタジ メッツからは弁償代請求も!?
2023年8月27日(日)10時43分 ココカラネクスト
春先から快投を続けてきた大谷。判明した右肘の怪我は彼のキャリアにいかなる影響を及ぼすだろうか。(C)Getty Images
凄まじい打球に球場も騒然となった。現地8月26日に敵地で行われたメッツ戦に、大谷翔平(エンゼルス)は「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で右中間を破る二塁打を放った。
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メッツ・ファンが騒然としたのは、二塁打を打つ直前の一球だった。相手先発のカルロス・カラスコと1死無塁で対峙した大谷は、カウント2-2からの7球目に投じられた86.4マイル(約139キロ)のスライダーを強振。体勢を崩されながら右手一本で振り抜いた打球はライト方向へグングンと伸びる。
惜しくも打球は切れ、ポールの外側を通過。その際に高層階の客席下にある電光掲示板部分を直撃。『Coors Light』というビールの広告だったが、デザイン部分が大谷の打球によって壊れ、表示されなくなってしまったのだ。
目の当たりにしたメッツ・ファンも思わずどよめいた大飛球には、現地のコメンタリーも驚嘆。メッツの試合中継を行っている地元局『SportsNet New York』の実況を務めたゲリー・コーエン氏は、「ショウヘイ・オオタニがライトへ引っ張り、ポールへ向かった打球は、看板に刻み込まれました」と伝え、「クアーズライトの缶に黒い部分ができました」と電光掲示板が破壊された事実を強調。そのうえで「オオタニはとんでもない選手だ」と呆然とした様子だった。
ただ、“やられて”ばかりではないのが、ニューヨーカー(!?)だ。エンゼルスの地元局『Bally Sports West』でリポーターを務めているエリカ・ウェストンさんによれば、選手名やスコアが記してある特大の電光ボードに「ショウヘイ・オオタニへ。請求書、送っといたからね」と、ジョークでやり返していたという。
なお、大谷は2回の第2打席に三塁打、四回の第3打席は四球で出塁して二盗と三盗を連続して記録。23日(現地)に右肘靭帯損傷が判明し、状態が心配されるなかで、依然として打撃では規格外の能力を見せつけている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]