「なるべく安い航空券など自己手配しています」フェンシング団体銅の才女が明かした赤裸々"懐事情"「スポンサーは大大大募集中です!」
2024年8月27日(火)16時46分 ココカラネクスト

宮脇は競技生活を続ける上での資金面の苦労も明かした(C)Getty Images
パリ五輪フェンシング女子フルーレ団体で女子として初の銅メダルを獲得した宮脇花綸が競技生活を送る上での厳しい台所事情を明かしている。
宮脇は自身のインスタグラムのストーリーズでフォロワーからの質問に次々と回答。中には「オリンピック躍進の理由、フェンシング選手のお金事情を教えてください」「次のオリンピックはクイズ出なくても資金足りますか」「やはり、海外遠征とかは自費ではないですよね?」と"直球"の質問も飛び出した。
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これらの質問に対し、宮脇は「海外8大会はほぼ自腹です」と涙の絵文字を添えつつ記した。遠征費についても「私は会社に出して貰っていますが…なるべく安い航空券など自己手配しています」と自身でも動いて、遠征に向かっているとした。
これらの遠征費用など競技生活を送る上の費用については「特に学生やプロ型の選手には大きな負担です」としながら、「協会スポンサーはいつでも大大大募集中です!!!」と資金面の援助を訴える場面も。
今回のパリ五輪ではフェンシングの女子フルーレ団体で東晟良、上野優佳、菊池小巻とともに4人で力を結集、日本のフェンシング女子では個人、団体を通じて初となるメダルをつかみ、感動を呼んだ。
一方、宮脇をめぐっては五輪前の昨年10月に日テレ系クイズ番組「あなたは小学5年生より賢いの?」で全問正解し、賞金300万円を遠征費用などに充てることを明かしていたことも今回のメダル獲得時に改めて、クローズアップされていた。
質問の中では慶応大卒の"才女"としても注目されていることで、学生時代にどのように勉強に取り組んできたかなどの問いも投げかけられ、自身の取り組みを丁寧にこたえる場面もあった。
大会前から選手の懐事情にスポットが当てられていたが、今回メダルを獲得、競技にも関心が向いていることで果たしてスポンサーなど含め、追い風は吹くか。今後も引き続き注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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