【動画】6台が絡む大クラッシュが発生。F1ベルギーGP併催のWシリーズ予選でふたりが病院に搬送されるも無事に退院

2021年8月28日(土)16時10分 AUTOSPORT web

 8月27日、F1ベルギーGPが行われているスパ・フランコルシャンでサポートレースとして開催されている2021年Wシリーズ第5大会の予選で、6台のマシンが絡むクラッシュが発生した。


 2019年にスタートしたWシリーズは、女性ドライバーによるシングルシーターのチャンピオンシップで、今大会はF1第12戦ベルギーGPの併催として行われており日本人ドライバーの小山美姫も参戦している。


 アクシデントはセッション開始から6分を迎えたときに発生した。予選が始まると小雨が降り出したが、各車はそのまま3ラップ目に入る。しかし、オールージュからラディオンを走行していた1台が突如スピンしバリアにクラッシュ、続いていた車両たちも同じようにスピンしてしまい、止まっていたマシンに突っ込んでしまった。


 事故に巻き込まれたドライバーは、サラ・ムーア(スクーデリアW)、アイラ・アグレン(M.フォーブス・モータースポーツ)、ベレン・ガルシア(スクーデリアW)、アビー・イートン(エキュリーW)、ベイスク・フィッセール(M.フォーブス・モータースポーツ、)、ファビエン・ヴォールヴェント(バンカー・レーシング)の6名。

2021年Wシリーズ第5大会スパ・フランコルシャン


 この大クラッシュで予選は即座に赤旗中断となり、6名のドライバーたちはサーキットのメディカルセンターに運ばれ、4名は退院したが、アグレンとフィッセールの2名が病院に搬送され、さらなる検査が行われることになった。


 その後Wシリーズは声明を発表し、ムーア、イートン、ガルシア、ヴォールヴェントに問題はないことを明かした。また、病院に搬送された2名についても「アグレンは退院し、フィッセールについてはまだ入院中だが、CTスキャンの結果怪我はなく、脚のX線検査の結果を待っており、元気にクラッシュのことを話している」ということだ。(その後日本時間14時26分にSNSでフィッセールも退院が報告された。)


 再開された予選ではジェイミー・チャドウィックが2分18秒074でポールポジションを獲得した。日本人ドライバーの小山は2分20秒161で9番手グリッドからレースをスタートする。






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