鹿島、上田綺世のバースデー弾など2発勝利! 横浜FMは前回対戦以来14試合ぶりの黒星

2021年8月28日(土)20時58分 サッカーキング

鹿島が横浜FMの無敗を止めた [写真]=J.LEAGUE

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 明治安田生命J1リーグ第27節が28日に行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。

 “オリジナル10”対決は、15分に鹿島が先制する。鹿島はGK沖悠哉が自陣でのフリーキックからロングボールを供給。横浜FMは対応したDF2人が重なって処理に失敗し、ボールは土居聖真に渡る。土居が右サイドの深い位置からピンポイントのクロスを送ると、中央でフリーとなった荒木遼太郎が頭で押し込んだ。

 追う展開となった横浜FMは何度か相手のゴールを脅かすが、得点には至らない。すると30分、鹿島が追加点を獲得する。自陣でのボール奪取からカウンターを展開し、ドリブルで敵陣右サイドまで運んだディエゴ・ピトゥカは、上田綺世へ絶妙のスルーパスを供給。抜け出した上田はペナルティエリアに侵入すると、右足アウトサイドを使ったシュートで相手GKとの一対一を制した。なお、上田は23歳の誕生日に今季8得点目を記録した。

 横浜FMは畠中槙之輔が上田を追走した際に足を負傷し、担架に運ばれてピッチを後にする。同選手に代わって實藤友紀が出場した。

 ボールを握りながらも2点のビハインドで折り返した横浜FMは58分、3トップの同時交代で状況の打破を図る。すると59分、途中出場の3人が絡んで決定機を創出。杉本健勇とのワンツーパスで中に切り込んだエウベルが浮き球のスルーパスを前方に供給し、水沼宏太が抜け出してペナルティエリアに侵入。しかし、シュートは相手GK沖悠哉の好セーブに阻まれる。

 横浜FMは猛攻を仕掛けるが、最後まで1点が遠いまま試合は終了。横浜FMは5月15日に行われた第14節の鹿島戦以来、リーグ戦14試合ぶりの黒星で今季3敗目となった。2連勝となった鹿島は、2年連続で横浜FMを相手にシーズンダブルを達成した。

 次節は9月11日に行われ、横浜FMはアウェイでサンフレッチェ広島と、鹿島はホームでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 0−2 鹿島アントラーズ

【得点者】
0−1 15分 荒木遼太郎(鹿島)
0−2 30分 上田綺世(鹿島)

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