角田裕毅、ピットレーンスタートから13位「速さがあり、満足いく走りができた」渋滞に阻まれ入賞には届かず/F1第14戦

2022年8月29日(月)6時1分 AUTOSPORT web

 2022年F1ベルギーGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はピットレーンからスタートし、13位でフィニッシュした。チームは決勝に向けて、角田のパワーユニットのICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kの5基目、エキゾーストシステムの6基目を入れた。エキゾーストシステム以外は制限基数を超えており、また、コンポーネントの交換がパルクフェルメ下でFIA技術デリゲートの承認なく行われたとして、角田はピットレーンからのスタートを求められた。


 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、角田のレースを次のように振り返った。


「レースがスタートすると、ドライバーたちはポジションを上げていくために戦い始めた。裕毅はポイント獲得を目指して、非常に堅実なスティントを続けていたが、アレクサンダー・アルボンから続くトラフィックに引っかかり、ポイント圏内に入ることができなかった。裕毅はスパで良いレースをしていただけに残念だった」

2022年F1第14戦ベルギーGP 角田裕毅とピエール・ガスリー(アルファタウリ)

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=13位
ピットレーンスタート/タイヤ:ハード→ミディアム→ミディアム


 ピットレーンからのスタートなので厳しいレースになることは分かっていました。でも今日はペースが強力で、戦略も良く、レースのなかで順位を上げていくことができました。


 残念ながらピットストップでかなり時間をロスし、その後、DRSトレインに引っかかってしまいました。それでも自分の走りやマシンのフィーリングにはとても満足しています。


 今週末見つけたパフォーマンスを次のオランダでも維持して、クリーンなレースウイークエンドを過ごし、またポイントを狙えることを願っています。

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