“決定力不足”に泣くガットゥーゾ監督、新戦力のカバーニに期待寄せるも「彼は私たちを…」

2022年8月30日(火)14時7分 サッカーキング

チームの課題に言及したガットゥーゾ 監督 [写真]=Getty Images

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 バレンシアを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、29日に行われたラ・リーガ第3節アトレティコ・マドリード戦を振り返るとともに、チームの課題について言及している。30日付でスペイン紙『アス』が伝えている。

 今夏の移籍市場で、FWサム・カスティジェホやバルセロナからMFニコ・ゴンサレスらを新戦力として迎えたバレンシア。ガットゥーゾ新監督の下、ラ・リーガ1勝1敗で迎えた第3節でアトレティコ・マドリードと対戦した。バレンシアは23分、MFユヌス・ムサがゴールネットを揺らしたものの、VAR判定の末に、得点が取り消されてしまうと、66分に痛恨の失点。試合はこのまま0−1で終了し、バレンシアはリーグ戦2連敗となった。

 まず、ガットゥーゾ監督は「(第2節の)ビルバオ戦と今日のアトレティコ戦はいい試合だったから、勝ち点0という結果に納得がいってない。私たちには私たちの進むべき道がある。70分間ではなく、90分間を通して同じクオリティの要求とプレーをしなければならない。そのようにプレーすることができれば、うまくいくはずだ」と披瀝。続けて「不運だった、レフェリーのせいだ、などとは言っていられない。試合終了まで持ちこたえないと。相手が、私のチームよりも優れているということは口にしない。私にとっては、私の選手たちが世界一だからね」と自身が率いるチームへの思いを明かした。

 また、3試合で1得点しか生まれていないことについて触れたガットゥーゾ監督は「私たちはゴールを決めなければならない。ポゼッションは60パーセント台にも関わらず、ゴールが決まらない…。なにが足りないのかは明らかだ」と決定力不足を指摘。その問題点を補う為、同日に加入が発表されたFWエディンソン・カバーニについては「カバーニは3ヶ月間、チーム練習をしていないから、うまく連携していく必要がある。彼は私たちを助けるためにここにいるけど、私たちも彼を助けなければならない」とウルグアイが誇る生粋のストライカーに期待を寄せつつも、3カ月に渡ってチーム練習に参加していないことに一抹の不安を抱えている、と語った。

 今夏の移籍市場閉幕が迫る中、さらなる補強について問われたガットゥーゾ監督は「移籍市場ではブライアン・ヒル(トッテナム)を待っている。それ以上は何もない」と昨季にバレンシアへとレンタル移籍加入した同選手の獲得に向けて動いていることを明言している。

サッカーキング

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