スーパーGT、第5戦SUGOから来場関係者全員にPCR検査に加えて抗原検査を実施へ

2021年8月31日(火)17時11分 AUTOSPORT web

 8月31日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、9月11〜12日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される第5戦『SUGO GT 300km RACE』で、これまでパドックに入る関係者全員が大会前に行っていたPCR検査に加え、サーキット入場時に抗原検査を行い、感染状況の確認を実施すると発表した。


 スーパーGTでは、2020年の新型コロナウイルス感染拡大以降、シリーズを安全、円滑に開催するため、日本政府の対処方針等をふまえ、レースに参加する関係者、イベント開催サーキットの従業員、サーキット周辺と地域住民の感染予防に努めつつ、公式イベントを開催するための考え方、具体的対策をとりまとめた『新型コロナウイルス感染防止ガイドライン』を定め、モータースポーツイベントをより安全に、円滑に開催するため非常に厳格な対策をとってきた。


 移動を減らすため、国内の3サーキットで開催してきた2020年途中からスーパーGTは観客をスタンドに入れてきたが、サーキット内ではファンが入場可能なエリアと関係者のエリアを厳密に分けて、接触を減らしてきたが、さらにパドックに入場できるシリーズ関係者全員を対象として、毎戦大会前のPCR検査を実施してきた。


 しかしGTAでは、感染力が強いデルタ変異株ウイルスの蔓延による全国的な感染者数の増加を勘案し、大会におけるさらなる感染拡大防止策として、9月11〜12日の第5戦SUGOから、事前のPCR検査に加え、サーキット入場時に新たに結果がすぐ分かる抗原検査を行い、GTAから事前に関係者へ配布した抗原検査キットでの陰性判定結果による感染状況の確認を実施するとした。


 検査の対象は、第5戦SUGOに参加する参加全関係者約1,850名(参加ドライバーほかチームスタッフ約1,300名/関係企業スタッフ約550名)と非常に大がかりなもの。関係者はスポーツランドSUGOへの入場初日72時間前から事前に配布されたキットで抗原検査を済ませ、陰性判定結果を入場ゲートで提示することになる。


 このPCR検査と抗原検査を両方使う感染拡大防止への対応は、10月23〜24日に大分県日田市のオートポリスで行われる第6戦でも実施し、11月の第7戦ツインリンクもてぎ以降は、その時点での国内の感染状況を勘案し決定するとともに、GTAとして今後も、シリーズの安全、円滑な開催に向けて継続した検討ならびに対応を進めていくとしている。

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