アルファロメオF1、ベルギーGPの運営方法に不満「レースはなかったものとして対処するのがより適切」と声明

2021年8月31日(火)17時38分 AUTOSPORT web

 アルファロメオ・レーシング・オーレンは、セーフティカーの後ろで限られた周回しかしていないF1第12戦ベルギーGPの結果を公式のものとする決定について、反対する内容の声明を発表した。


 激しい雨により、2021年F1世界選手権第12戦ベルギーGPは約3時間の中断を強いられた。レース再開後はセーフティカーの先導で3周したところで赤旗が掲示され、そのまま終了となった。


 しかしながらF1の競技規則によると、ほんのわずかなラップ数であっても、FIAが公式に順位を決定し、トップ10のドライバーにハーフポイントを付与するには十分だ。


 コンストラクターズ選手権で下位にいるチームのなかでも、ウイリアムズはその合計ポイントに10ポイントを追加することとなり、アルファロメオに対するリードを17ポイントに増やした。


 言うまでもなくアルファロメオはこの展開に不満を抱いており、レースは単に中止されるべきだと主張している。


「ドライバーやマーシャル、そして観客自身の安全を守るために、こうした状況でレースをしないと決断したことは正しかった」と月曜日にアルファロメオは述べた。


「しかしながら昨日の状況では、我々が昨日見た『レース』をまったくなかったものとして対処するのがより適切だ。この結果は我々にとって苦痛だが、特に苦痛を感じているのは、観に来たレースを観ることができなかったこのスポーツのファンたちだ」


「我々は昨日の一件から教訓が得られたことを望んでいる。それにより今後の運営方法が改善され、我々のスポーツのサポーターたちが彼らに相応しいポジションに置かれるようになるだろう」

2021年F1第12戦ベルギーGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)



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