守備の名手・川﨑宗則氏が嫉妬するほど守備が上手い選手 現役で1番「セクシー」なのは

2023年8月31日(木)11時30分 ココカラネクスト

宗は2年連続パ・リーグ三塁手部門でゴールデン・グラブを受賞している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 ソフトバンク、米メジャーのマリナーズ、ブルージェイズなど日米通じて活躍し、現在は栃木ゴールデンブレーブスに所属する川﨑宗則氏が、巨人、レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」にゲスト出演。1か月前に更新された動画内では、守備職人として知られる川﨑氏が嫉妬するほど上手い守備の名手について語った。

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 NPB時代は遊撃手として2度のゴールデン・グラブ賞を受賞し、超一流とも称されるほど、守備には定評のあった川﨑氏。そんな川﨑氏が、開口一番に口にしたのが、現役時代、ショート、サードで10度のゴールデン・グラブ賞を受賞した宮本慎也氏だ。

 現在、宮本氏モデルのグラブを使用するほど、川﨑氏にとって尊敬する人物でもあるという。そんな宮本氏から現役時代、グラブにまつわるこんな話を教わる機会があったそうだ。

「グラブは口を下に向けて置くのはNGで、上に向けて、閉じる形で置くと教わりました。基本的に自分で閉じる動きを作るのではなく、勝手にグラブが閉じるように、常に閉じる要素を作っておく必要があると言われましたね」と金言を授かったとした。

 続いて、2人目に挙げたのが、カージナルスのノーラン・アレナドだ。デビュー以来10年連続ゴールドグラブ賞を受賞しており、現在メジャーリーグ最高峰の三塁手ともいわれている。

 川﨑氏いわく、アレナドはユニフォームが汚れるほど左右に動き、飛びつくような守備をするというが、この手の守備はピッチャー心理にも大きく影響するといい、「飛びついたら取れたのにな、というメンタルがピッチャーにとって1番きついそうなんです。例えそれがアウトにならなくても、それだけでピッチャーのメンタルは助かるんですよね」と、ピッチャー目線から見ても、最高の名手であると語った。

 またアレナドと同じくメジャーリーガーで他に名を挙げたのが、レッドソックスで活躍し、4度のゴールドグラブ賞を獲得した、ダスティン・ペドロイア氏だ。

 遊撃手としてプレーする川﨑氏は、守る上で重要なピボット(内野ゴロによるダブルプレーの際、打球を処理した野手からの送球を受けて、一塁へとボールを転送すること)の練習をする際、ペドロイア氏の映像を見て練習するほどだったという。

 そのダブルプレーの話題から、話は守備が「セクシー」な選手へ。

 メジャーリーガーでは、「堅実だけど、アウトがしっかり取れる」選手として、通算4度のゴールドグラブ賞を獲得したジャイアンツのブランドン・クロフォードの名を出し、日本球界では西武の源田壮亮とオリックスの宗佑磨を挙げた。

 その理由について、源田は「足運びとグラブの脱力具合が上手い」とし、一方で宗については「かなりメジャーを意識した守備。日本ではなかなか見られないと守備なので是非注目してほしい」と、独自の視点で両選手を称賛した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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