名古屋ユンカー批判が物議「掌返しか」天皇杯で不発。浦和サポーターも関心

2023年8月31日(木)8時13分 FOOTBALL TRIBE

キャスパー・ユンカー 写真:Getty Images

 名古屋グランパスは30日に行われた天皇杯準々決勝で、柏レイソルに0-2と敗北。試合後、名古屋所属FWキャスパー・ユンカーに対する過度な批判がネット上で話題を呼んでいる。


 名古屋は三協フロンテア柏スタジアム開催の一戦で、FW前田直輝やMF和泉竜司らを先発起用。ユンカー、FW永井謙佑らがベンチスタートと、一部ポジションでターンオーバーを実施した。しかし69分に先制ゴールを許すと、長谷川健太監督は失点直後にユンカーを投入。反撃の転じたものの、後半アディショナルタイムに追加点を奪われ万事休す。ユンカーもゴールを決めることができず、ベスト8で敗退となった。


 すると試合後、ネット掲示板でユンカーに対する心無いコメントが。「点取れないならユンカーいらん」「ユンカーの不貞腐れは見ててイライラする」などといった投稿内容がX(旧ツイッター)上で拡散されると、「ユンカーかわいそう…」「ユンカーに掌返しか」などユンカー批判に反発するSNSユーザーが多く見られる。


 またユンカーは現在、浦和レッズから名古屋へ期限付き移籍中。今季の浦和対名古屋では複数試合で問題が発生しているだけに、浦和サポーターとみられるSNSユーザーからは「ユンカーいらないなら返して」「ユンカーとホセ・カンテのツートップ見たい」といった声も上がっている。


 ユンカーは浦和在籍時の昨季にJ1リーグ14試合の先発出場で7ゴールという結果に終わったが、今年1月に名古屋へ期限付き移籍すると本領を発揮。今季はここまでリーグ戦22試合の先発出場で11ゴールと、J1上位躍進に大きく貢献している。


 Jリーグでは過度な批判や誹謗中傷投稿が度々問題となっており、今季もここまで複数クラブが声明を発表。法的措置を講じる構えを見せるなど、ファン・サポーターに注意を呼びかけている。敗北後に特定の選手を攻撃するといった行為は、法的措置の対象となる可能性もあるので注意が必要だ。

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