【札幌vs神戸プレビュー】逆転勝利で勢いに乗る札幌は都倉が好調…神戸はイニエスタを軸に多彩な攻撃を見せる
2018年8月31日(金)18時0分 サッカーキング
■北海道コンサドーレ札幌 チャナティップの復帰で攻撃面はさらなる勢い
【プラス材料】
チームは2連勝中、しかも2勝ともに逆転勝利ということもあって、全体的に勢いづく勝ち方をしている。都倉賢にいたっては3戦連発中で、前節の得点は自身初となるJ1での二桁得点を達成したもの。個人的にも勢いに乗っているのではないだろうか。
そしてこの試合では攻撃の絶対的キーマンとも言えるチャナティップが出場停止から復帰する。ここ最近では圧倒的なキープ力に加え、得点への意識も高まってきており、この選手が復帰することでチームにさらなる勢いがもたらされそうである。
前々節に負傷退場した石川直樹も復帰となる見通しで、サイドの守備の安定感が高まりそう。
【マイナス材料】
三好康児が引き続きアジア大会により不在。そうしたなかで迎えるこの試合は、前回対戦で0−4という大差で敗れている相手とあって、前回同様に手を焼くことも想定される。その前回対戦ではチームとしての守備を徹底研究されて隙を何度も突かれていた印象も強いため、その部分がどれだけ改善されているかがポイントか。
ただし、チーム全体として、ここ最近は先制点を許すことが多く、それも早い時間帯での失点が目立っているため、試合の入り方であったり、集中力というところに課題があるとも言える。立ち上がりに攻勢をかけられると難しい試合になり得る。
文:totoONE編集部
■ヴィッセル神戸 攻撃のバリエーションは増加も決定力に課題
【プラス材料】
リーグ前節の敗戦で5位に後退したものの、今節の札幌戦に勝てば再び4位浮上の可能性がある。渡部博文が「勝てば上に行ける。こんなチャンスはない。目の前に集中したい」と話すように、チームのモチベーションは高い。
前節の横浜FM戦では多くのチャンスも作れた。シュート数は相手の2倍以上となる18本。後半途中からルーカス・ポドルスキが左サイドにポジションを変え、アンドレス・イニエスタとのコンビで何度も決定機を演出した。得点には結びつかなかったが、途中出場の長沢駿がうまく相手DF裏へ抜け出すプレーを見せるなど、新加入選手とのコンビも上々だ。
また今節から、右サイドバックの藤谷壮と高橋峻希がけがから復帰予定。攻撃力はさらに上がりそうだ。
【マイナス材料】
前節、浮き彫りになった課題は決定力。シュート18本のうち枠内は5本と少なく、ウェリントンや長沢らフォワードが決定機をことごとく外すなどフラストレーションが溜まる試合に。イニエスタ加入で攻撃のバリエーションは大幅に増えているだけに、フィニッシャーの不調はかなり痛いところだ。
守備では、横浜FMの久保建英をゴール前でフリーにして先制点を許すなど、連係の甘さが出た。85分の失点は、GKへのバックパスがやや弱くなったところをウーゴ・ヴィエイラに狙われ、仲川輝人のゴールにつなげられている。失点に直結するミスは大きな不安材料と言っていいだろう。
また横浜FM戦では左サイドバックの橋本和が負傷。これもマイナス材料だ。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
チームは2連勝中、しかも2勝ともに逆転勝利ということもあって、全体的に勢いづく勝ち方をしている。都倉賢にいたっては3戦連発中で、前節の得点は自身初となるJ1での二桁得点を達成したもの。個人的にも勢いに乗っているのではないだろうか。
そしてこの試合では攻撃の絶対的キーマンとも言えるチャナティップが出場停止から復帰する。ここ最近では圧倒的なキープ力に加え、得点への意識も高まってきており、この選手が復帰することでチームにさらなる勢いがもたらされそうである。
前々節に負傷退場した石川直樹も復帰となる見通しで、サイドの守備の安定感が高まりそう。
【マイナス材料】
三好康児が引き続きアジア大会により不在。そうしたなかで迎えるこの試合は、前回対戦で0−4という大差で敗れている相手とあって、前回同様に手を焼くことも想定される。その前回対戦ではチームとしての守備を徹底研究されて隙を何度も突かれていた印象も強いため、その部分がどれだけ改善されているかがポイントか。
ただし、チーム全体として、ここ最近は先制点を許すことが多く、それも早い時間帯での失点が目立っているため、試合の入り方であったり、集中力というところに課題があるとも言える。立ち上がりに攻勢をかけられると難しい試合になり得る。
文:totoONE編集部
■ヴィッセル神戸 攻撃のバリエーションは増加も決定力に課題
【プラス材料】
リーグ前節の敗戦で5位に後退したものの、今節の札幌戦に勝てば再び4位浮上の可能性がある。渡部博文が「勝てば上に行ける。こんなチャンスはない。目の前に集中したい」と話すように、チームのモチベーションは高い。
前節の横浜FM戦では多くのチャンスも作れた。シュート数は相手の2倍以上となる18本。後半途中からルーカス・ポドルスキが左サイドにポジションを変え、アンドレス・イニエスタとのコンビで何度も決定機を演出した。得点には結びつかなかったが、途中出場の長沢駿がうまく相手DF裏へ抜け出すプレーを見せるなど、新加入選手とのコンビも上々だ。
また今節から、右サイドバックの藤谷壮と高橋峻希がけがから復帰予定。攻撃力はさらに上がりそうだ。
【マイナス材料】
前節、浮き彫りになった課題は決定力。シュート18本のうち枠内は5本と少なく、ウェリントンや長沢らフォワードが決定機をことごとく外すなどフラストレーションが溜まる試合に。イニエスタ加入で攻撃のバリエーションは大幅に増えているだけに、フィニッシャーの不調はかなり痛いところだ。
守備では、横浜FMの久保建英をゴール前でフリーにして先制点を許すなど、連係の甘さが出た。85分の失点は、GKへのバックパスがやや弱くなったところをウーゴ・ヴィエイラに狙われ、仲川輝人のゴールにつなげられている。失点に直結するミスは大きな不安材料と言っていいだろう。
また横浜FM戦では左サイドバックの橋本和が負傷。これもマイナス材料だ。
文:totoONE編集部