なでしこジャパン、2大会ぶり2度目のアジア大会制覇! 終了間際の菅澤弾で中国下す

2018年8月31日(金)22時38分 サッカーキング

2大会ぶり2度目の優勝を果たしたなでしこジャパン [写真]=ロイター/アフロ

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 第18回アジア競技大会の決勝が31日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)が中国女子代表を1−0で下した。

 なでしこジャパンは、28日に行われた韓国女子代表戦からスタメンを3名変更。阪口萌乃、隅田凜、籾木結花が先発に名を連ねた。

 試合は序盤から球際に激しく寄せてくる中国に主導権を握られ、多くの決定機を作られる。しかし、GK山下杏也加を中心に守り切り、前半はスコアレスで折り返した。

 なでしこジャパンは56分、籾木結花に代えて菅澤優衣香を投入すると、徐々になでしこジャパンが攻撃の形を作る。サイドからの攻撃を中心にクロスを上げるが、合わせることができない。

 一方の中国は76分、チャオ・ロンのパスからグー・ヤシャが左足で強烈なシュートを放つも、山下がファインセーブをみせ、ゴールを割らせない。

 試合終了間際、ついにスコアが動く。前線で岩渕真奈がキープし、右サイドの中島依美へパスを出すと、走りながらダイレクトでクロスを上げる。走り込んだ菅澤が頭でコースを変え、ゴールイン。待望の先制点を挙げたなでしこジャパンが、この1点を守り切り試合終了。

 苦しみながらも1−0で勝利したなでしこジャパンが、2010年以来2大会ぶり2度目の優勝を果たした。

【スコア】
日本女子代表 1−0 中国女子代表

【得点者】
日本女子代表:菅澤優衣香(90分)

【スターティングメンバー】
日本女子代表(4−2−3−1)
山下杏也加;清水梨紗、鮫島彩、三宅史織、有吉佐織;阪口萌乃、中島依美、籾木結花(56分 菅澤優衣香)、隅田凜、長谷川唯;岩渕真奈

中国女子代表(4−2−3−1)
チャオ・リーナー;ハン・ポン、ロウ・ジャフイ、ウー・ハイヤン、リー・ジャユエ;ヤン・リーナー(90+3分 シャオ・ユーイー)、グー・ヤシャ、チャン・ルイ;ワン・シュアン、ワン・シャンシャン;リー・イン(60分 チャオ・ロン)

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