フォファナ売却目前も…レスター指揮官は嘆き「全額使うことはできない」

2022年8月31日(水)16時7分 サッカーキング

レスターを率いるロジャーズ監督 [写真]=Getty Images

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 レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、今夏の移籍市場で資金が限られていることを認めた。30日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

 レスターではU−21フランス代表DFウェズレイ・フォファナを7000万ポンド(約113億円)相当の移籍金でチェルシーへと売却することが決定的となっている。そこで代役としてスタッド・ランスに所属するベルギー代表DFヴォウト・ファエスを移籍金1500万ポンド(約24億円)で獲得することに近づいていることが報じられている。

 それでも、レスターはファイナンシャル・フェアプレーの問題を抱えていることや、売却条項としてフォファナの前所属サンテティエンヌに今回の移籍金の25パーセントを支払う必要もあり、同選手の移籍金から今夏の移籍市場で再投資できる金額はわずか3分の1程度だけとなっている模様だ。

 補強に使える金額について聞かれたロジャーズ監督は「議論はあったが、(フォファナの売却金の)全額を使うことができないのは確かだ」と今夏の移籍市場で使用できる資金がわずかであることを認めた。

「サンテティエンヌにもその一部があるし、クラブが置かれている状況もある。でも、何らかのビジネスを行うための再投資はあると思う」

「今年の夏は私にとって不運だった。私は今年から利益を得ることはできないかもしれないが、クラブは前に進むと思う。なぜならクラブが一番大事だからね。クラブのことは信頼している。彼らが費用をかけて選手を獲得することができないと言うのならば、それはレスターのモデル、持続可能性にとって大きな利益であることは明らかだ」

サッカーキング

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